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『アフターコロナに会いましょう -note版- 』 #12 - 南インド 水の都で -
こんにちは。写真家のMiNORU OBARAです(自己紹介はこちら)。記事をご覧いただきありがとうございます。本日は『アフターコロナに会いましょう -note版- 』シリーズ第12話です。
バックナンバーはこちら。
このシリーズは、写真集『アフターコロナに会いましょう -完全版- 』とともにお読みいただくとより一層お楽しみいただけます。
今回は、南インドでの出会いです。
舞台は、南インドのケララ州西部の海沿いの町です。
ポルトガルやイギリスの支配下に置かれていた歴史もあり、建造物もヨーロピアンな雰囲気を醸していて、海沿いなどにおいてはインドと思えないほどです。
昔、歴史の授業で出てきたバスコ・ダ・ガマが最後に訪れ亡くなった地でもあるそうです。(地元民談)
現地の夕方にデリー着。そのまま空港に泊まり、明け方の国内線でこの町の空港へ。
空港のバゲッジクレームで三脚を紛失し(本当によくある)、結局見つかったんですけれども、そんなロスタイムや両替の時間(インドルピーはインド国内でしか両替できない)もプラスして、町に着いたのはお昼前。
この町といえば、魅力はきっと海。独特の網漁も盛んです。
なので、とりあえず海沿いに向かいました。
この町の漁は、大きな網でバサッと的なスタイルの伝統的漁法。
そして、適当に歩いていたら、見つけた小学校。
そこでの子どもたちとの出会い。
僕がそこを訪れたのは、ちょうどお昼どきだったようで、子どもたちは僕を迎え入れ、カレーをご馳走してくれました。
みんなお揃いの薄緑の制服がとても可愛らしく、天真爛漫。
すでにこの町で早めのお昼を済ませていた僕ですが、子どもたちと食べるカレーは最高でした。なので、僕も何杯もおかわりしました。
ご存知の方も多いと思いますが、インドのカレーはご飯を軸に、色々なスパイスを味わうプチビュッフェ(?)方式。
この日も3〜4種類のスパイスが用意されていて、ワンプレートにどんどんスパイスを追加していきます。子どもたちも元気におかわりをしていました。
校長先生が昼休みを延ばしてくれて、給食のあともたくさん遊んでもらいました。
子どもの幸せは大人の幸せ。
「僕は、このために世界を旅して写真を撮り続けているんだなぁ。」と再確認させてもらった日でした。
海沿いはノスタルジックでヨーロピアンな街並み。そして、少し離れた市街は、雑然としたTHE・インド。
のんびりとしたノマド気分も、少しスリリングなバックパッカー気分も同時に味わえる町。
なにより、南インドの人々はとても優しい。
そんな優しい町の小さな小学校。子どもたちの元気な笑顔にまた会いに行きます。
そうです、これは、『アフターコロナに会いにきた』への序章です。
とりとめのない旅の備忘録と再会の誓い。本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
子どもたちの笑顔の写真で皆さんが少しでもホッとした気分になっていただければ、幸いです。
では、また、次回!
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