満洲に行った話し
満洲といえば埼玉辺りでは「ぎょうざの満洲」が有名ですが、餃子の話ではなく、かれこれ数十年前まだ中国が比較的自由な時代に吉林省長春にある、映画「ラストエンペラー」でも登場した、愛新覚羅溥儀が居住した満洲国皇宮を訪れました。
長春は当時「新京特別市」と称され、スケールこそ違いますが、私的には東京の国立駅のような造りで、駅前にロータリーがあり、そこから3本の放射線道路が伸びて次のロータリーに接続されています。
駅前の道路も車道、馬用、街路樹を挟んで歩道と、どんだけ予算注ぎ込んだよ?というぐらい立派な道路や建築物が残っていました。
ロータリーの大きさは巨大で、ちょっとした公園がロータリーの中にあるのには驚きました。車が増えた現代ではロータリーを横切るのは命がけですが。
今となっては不明ですが、新京時代の建造物を中国政府が引き続き使用していたのも、持ちが良いというか、敵国だった建物を破壊せず使い続けてるのも不思議な感じでした。
ついでにハルピン(哈爾浜市)とかも行ってみました。
大連にある旧ヤマトホテルを見たかったので寄ってみました。
瀋陽市の瀋陽鉄路陳列館には、当時走っていた蒸気機関車「パシナ」号が展示されているので見に行きたいととは思っていますが、残念ながらいまの中国では観光ビザも必要なので無理かな。
おしまい。
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