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人の目が気になってしょうがない!私がとる対策3選
電車内や街を自転車で走っているときなど、「なんか見られているな.....」と感じる場面がとても多い。私がまだ小さい頃、母に言われた「あんまし人をじろじろ見ないの。失礼だから」という言葉。どうやらここでは関係なさそうだ。
筆者が個性派主義の流行に乗らない服装を着ていたりすると確かに目立つ。また、田舎の方に行けば行くほど外から来た人間を見る癖があるかもしれない。しかし、当方はピンク坊主でも顔面全体にピアスを開けているわけでもない。夏場は少しショートパンツになったり、胸元や背中がざっくり開いたキャミを着ることもある。また該当地域は千葉県鎌ヶ谷市と新京成沿線なので、ド田舎というわけでもない。
これらの特徴を事前に共有して、実際に私が取った行動を紹介する。
1. 気にしない
正直、この行動を取る人が一番多いのではないか。
目に見えるものは見なさんな(美輪明宏、RED Chair)
美輪明宏も上記のように話している。YouTubeで動画が挙がっていたので、気になった人は是非観てほしい。
あらかじめ視界に何も入らないようにして、本を読んだり、スマホを見ていたりすればいいのかもしれない。ストレスになるものとは距離を置くということだ。
それでも当方はPMS/PMDDでカッカしてるときは冷静沈着でいられなかったりする。気にしないようにしても、どうしても頭から「ガン見されている」という意識がこびりついて離れないときもある。そんな時は次のような行動を取る。
2. 見返す
そう、見返すのだ。相手が女性だった場合、しばらく彼女を凝視していると向こうが気まずくなって目を逸らしてくれたりするので話は早い。
しかし、こと男性においてはこちらの予想外の行動を取られることがある。「んっ?何ですかっ?」と言わんばかりの腹が立つ表情で首を乗り出し、目を見開いてこちらを見てくるのだ。当然こちらとしては「はぁぁぁ?」となる。眉間に皺など寄せて煙たがるような表情で、凝視すればよかったかもしれない。あとはあちらも見返してきたり、目を逸らしたと思ってこちらが読みかけの本に視線を落としてほどなくしたら、またこちらを見てきたり.....。
「相手が勘違いしているということもあるよね」一連のエピソードで友人に言われた言葉だ。がっくり肩を落とす思いだった。相手を遠ざけようとして視線を投げたのが「この子、俺にひょっとして気がある?」と思わせていたとすればとんだ誤算である。
よって見返す作戦において、男性には「眉間に皺を寄せて、睨みつけるように見返す」等、ただただ見つめ返すのではなく、ピリ辛アクセントをつけて試すのがいいかもしれない。また、目ではなく、頭髪辺りを凝視することをおすすめする。
3.あえて見られに行く
ここからが多分、他の人と大きく違いが出る部分だと思う。見られるのが嫌なのであれば、あ・え・て見られる行動を取る。
スピーカーで音楽を流しながら自転車を走らせたり、街中では自分の着たい服を着る。「他人の視線」が過度なストレスになる時点でこの一連のやり方はおすすめしない。当方はあくまでも"実験的に"「どうやったら人は自分を見なくなるのか」を半ば楽しみながら検証している。
特に電話で人と話しながら歩いていると、通常、目線は前を向く。前から歩いてくる通行人を見ながら話すと効果てきめんだ。かつ、大きな声だと向こうは圧倒されて、こちらを一生見てくることはない(個人差はアリ)
3.1おまけ
他にも声を大にして言えないような恥ずかしいことはいっぱいしてきた。真似するのは正直おすすめしないし、今書きながら赤面する思いだ。
・「じろじろ見てんじゃねぇよ!!!!」とすれ違いざまに吐き捨てたこと
・通行する直前の車の前で痰を吐いたこと
・「きしょ」とすれ違いざまに呟いたこと
・gleeキャストの曲を大熱唱しながら自転車で走ったこと
etc.
作業療法士の妹にこのことを相談すると、瞑想を勧められた。心のトレーニングにもなるそうだ。またわずかながら電車内のポジションも車掌室の真後ろに立つことが、一番人の視線を感じなくなったということだ。これは私にとって、とても大きな変化だ。電車に乗る際には必ず、駅のホームの一番端に移動するようにしている。
4.おわりに
ネットで人の視線が気になる人が多いことが調べで分かったが、解決策や何か実践した人の体験談が全く見つからないことに唖然とした。そんな当方が書いたこのコラムが誰かの視線恐怖症を少しでも和らげることを願ってやまない。