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【Pale Waves Japan Tour 2022】ペール・ウェーヴスは5年前とどう変化したか?
5年ぶりのPaleWavesのライブ。恵比寿ザ・ガーデンホールで久しぶりに観た彼らは日本人リスナー達に囲まれ、何故だかお人形に見えた。意外にも若い人が多くてびっくり(海外インディーズバンドの来日ライブっておじさんが大半だから)。服装はやっぱり(?)バンドのイメージカラーである、黒!モード!系が多かったかな。ヘザーがファッション・アイコンとして日本の若者の間で確実に市民権を得ている。確かにニューキャッスルでのライブは大学のキャンパス内であったので、ゴス風ファッションに身を包んだティーンエイジャー達が多かった。ヘザーやバンドは"The Cure"から音楽性もファッションも多大なる影響を受けているのだけど、それを知っている日本のヤングリスナーは果たしてどれだけいただろうか。。笑
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セトリは最新アルバムからが多くて、 “Television Romance”で一番反応する人が多かったから映画“チワワちゃん”でバンドを知った人が多かったのかな。私は“There’s a Honey”の曲がリリースされた直後からもうずーーーっとこれまでPale Wavesが一番好きなバンド(2017年、YouTubeにアップされてわりとすぐに見つけて四六時中聴いていた)!これまでドハマリしたバンドはそうそういない。
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今のPaleWavesは2000年代のAvril Lavigneを彷彿とさせるポップパンクに全振りしてるけど、個人的にはやっぱり“My Mind Makes Noises”のインディー・シンセポップ/ドリームポップ調のサウンドをもう少し引っ張ってほしかった。笑2ndから結構アヴリルっぽかったので。
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ガーデンホールは初めて来たけど、なんか…ライブハウスというより、薄茶の床が市民会館的な雰囲気を醸し出していたんだけど笑、MoonChildや他の海外アーティストも結構これからライブするのね。
ヘザーが長時間歌いすぎるとトーンや音程が合わなくなるんだけど、今回はそんなこともなく(サウンドにヴォーカル入っていた気がする…あとバンドもなんとなくどことなく全部、生音には聴こえなかった…笑 私だけかな?)。
時期が秋だったし、メンバーの可愛いtatが拝めなかったんだけど、彼らのタトゥーを見ていると私も入れたくなる。笑 ヘザーとシアラががっつりめで、チャーリーとヒューゴはさりげないポイントtatなので、もし入れるとしたらメンズ二人のタトゥーの入れ方を見習いたい。笑
Pale Wavesは本当に特別なバンド。5年前、チャーリーもヒューゴもベースやギターを始めて間もないあどけなさみたいなところがあったけど、曲をリリースするたびに、ジャンルも変化させ、ライブで場数を踏むたびに、バンドとして、確実にロックスターとしての道を歩み始めたかと思うと本当に本当に感慨深かった。
私が5年前に観たPale Wavesは本当に同一人物だったのか。どんどん変化して、ポピュラーになっていくのは少し寂しいけどまた来て欲しい。さもなくばまた私がUKに行く。