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新会場にチャレンジ!〜#みしま1dwt 23晩秋編開催レポート〜

静岡県三島市で移住アンバサダーをしている 「まもはしぃ」です。
#みしま1dwt というハッシュタグで、三島に日帰りでワーケーションを体験してもらうイベント「三島日帰りワーケーション体験ツアー」を主宰しています。

前回、大嵐のなか開催された伝説n初夏編に続き、23年の晩秋編の開催レポートをお送りします。

※今回も殆んどの写真を参加者の一人である和田さん(https://twitter.com/Keni_W)に撮影協力いただきました!
いつもありがとうございます!

それにしても今回は、事件が起きすぎました。。。ちょっと重めの内容が多いのでご容赦下さい。

事件その1:脳がクラッシュ

実はこの日の前日、わたしは別のイベントに登壇する予定があり、その準備と平行してこのイベントの準備を進めていました。ただでさえ本業側もかなり輻輳しており真っ当に作業処理ができない日々がずっと続いてました。
さらにそれとは更に別で所属会社のほうで大規模なトラブルがあり、本業を完全に止めてまでその対応を進めなければならない状況になった結果、私の中の脳の処理能力が完全に限界を超えました。

ここから、いつもの私ならありえないような凡ミスを繰り返しまくります。みんなの楽寿園のチケットを前売りで買うのを忘れる、おやつも買い忘れる、当日買いに行ったチケットは人数を間違えるetc…
運営コアメンバーにもとても迷惑をかけてしまったし、それが皆さんにも影響を与えてしまったのではないかと心配でした。

そもそも本業が異常に忙しい運営メンバーのなかで、ミスをしないようにタイムテーブルを組んだりやることリストなどをまとめたりして進めていたのですが、個々人の担当割合が多すぎるために、だれかが終わると全体に影響がでるということを痛感することになってしまいました。

会場終了時間がバラバラなので用意したタイムテーブル

そして、まさかの雨スタート

前回の嵐を受けて、今回こそは!と思いましたがまたもや天気は雨予報。。。

運営のほうで集合場所を三島駅南口に変更し、そこでキットをすべて渡す方向にしました。このときにお渡ししたみなさんのワーケーションセットは、手紙を含め運営のなつみちゃんが夜なべで作ってくれたものです。本当にありがとう。

南口改札でワーケーションキットを手渡し!
受付嬢なつみちゃん

今回は会場を3つご用意したので、それぞれの場所に皆さん移動開始です。

第一会場:三島クロケット

今回も第一会場は三島クロケットです。機密系会議が多い人はこちらをメインに使われていたようです。

クロケットの家主 こめちゃんこと山森さんの横顔
元仕立てのスーツ屋さんだったころの名残の照明
ドリンクも充実。動かずコーヒー飲めるのはありがたい
わいわいコーナーの雰囲気。
入り口近くにある黒板。毎回アトラクションが変わります
別名取調室wのフォンブース。閉所恐怖症注意
チラシも豊富なので情報収集もバッチリ

ふだんクロケットの2Fは集中コーナーとしておしゃべり禁止、飲食も禁止として会員さんにも使ってもらっているのですが、今回は特別にこのフロアをオープンのWeb会議コーナーとして開放していただきました。1Fのわいわいコーナーでもいいのですがどうしても声が混じってしまうという過去のアンケートからのフィードバックを取り込んだ形でのトライアルでしたが、なかなか好評だったのでできる限り次回も続けていきたいと思います。

第2会場:みしま未来研究所

そして第2会場も安定の「みらけん」ことみしま未来研究所です。

今回は予約が遅れてしまった関係で夜の時間まで取ることができず中途半端な時間に終了となる運用となってしまい、ちょっと残念な思いをさせてしまったかもしれません。

どんより雲のなかのみらけん
フラッグも心なしか元気ない
六角形になる特徴的なテーブルと高級キャンプチェア
実はこの奥にはキッチンもあります
気分転換やちょっと聞かれてほしくない話は外で会議もできます

今回私はいけなかったのですが、みらけんで会議を行うと1部屋である関係もあって、他の人が作業したり会議しているのをふわっと見聞きすることができます。普段どういう仕事ぶりをしているのかわからない友人知人のリアルな仕事のさまを垣間見ることができるのもワーケーションの醍醐味。

今回も英語でかっこよく会議をされている方を何名か見かけましたし、グローバルというかどこにいても世界の人達と仕事できるようになったんだなぁとあらためて思いました。だからこそワーケーションに来れているんだと思いますが、やれるのにやらないのはやっぱりもったいないですね。

第3会場:梅御殿

今回第三会場として特別にご用意したのが、皇族の別荘としても使われていた国の重要指定文化財である「梅御殿」です。

下見の段階でめっちゃ広くて和風で、懐かしさ漂うこの空間でワーケーションできたら面白いなーとは思っていたのですが、実際に参加者の皆さんにもだいぶ好評でした。こうして見ると写真映えは本当にすごいですね。

もはやお寺感すらある玄関アプローチ


いかにも昔の日本家屋らしい玄関。雨に振られまくりですw


いまあんまり見ないタイプの照明


机を持ってきて畳の上で長座でテレワーク。まず見ない光景w


しかしとにかく電源がなく延長コードひっぱりまくり
電源容量が足りるのか不安になりますw
部屋の外には縁側も!天候が悔やまれます
膝や腰の調子が悪く畳に座れない問題を頭脳でクリアした原さん


電源に近づいて仕事しようとした結果うつ伏せスタイルに
この会場の正しい使い方を見つけてしまった喜多さん

梅御殿は今回だけの特別会場ということでトライアル的に実施してみましたが、正直ちょっとテレワーク会場としては問題がありまくりでした。テレワークの三大条件である ①電源 ②ネットワーク ③個室ブース のどれもが存在していないので、パーソナルスペースと共用スペースの設計から行わなければならず、もし無理矢理に実現したとしてもこんどは設営と撤収が大変。とても我々のような少人数で回しているイベントでは運用が難しいと思いました。

今回はSoracomさんにWiFiルーターを提供いただきネットワークについては事なきを得ましたが(ありがとうございました)、とはいえこの人数でWeb会議を重ねると重くなってしまうなどやはり問題はありました。参加された皆様がテザリングなどで対応してくださったお陰でなんとかクリアしましたが、そうでない場合は厳しかったです。

しかも閉まるのが早いので、16:00撤収となりこちらもオペレーションが大変。梅御殿は雰囲気が素晴らしいので、ワーケーションとは別の目的で使いたいです。

思い思いの街歩き

参加者のみなさんはこの会場を移動もできるのですが、夕方からは雨も上がったこともあり、思い思いにそれぞれの場所をめぐったりして街歩きを楽しんでいたようで。街がコンパクトで平らだからこそ成り立つワーケーション会場設計ですね。

本当にすぐ真上を電車が通る有名スポット
楽寿園の小浜池から楽寿館を望む。梅御殿はさらにその後ろ。
源兵衛川も歩けたようです
鴨たちもたくさんいます
懇親会に向けて丁寧に素振りを行う皆さん

交流会のメイン、懇親会LT

基本的にワークを中心に据えている我々のワーケーションイベントで唯一のケーション要素であるアクティビティがこの懇親会です。
今回は我々の手配ミスでみらけんのイベントスペースの予約が取れず、まさかの「ゆうゆうホール」の会議室を使うことになりました。

LTの内容は一部クローズドだからこそ的なネタもあり、詳報はしませんが、Togetterまとめをご参照いただければ熱量が伝わるかと思います。

先程書いた通り懇親会はこのイベントの唯一のアクティビティであり、ワーク中に繋がれなかった参加者同士が繋がる場にしたかったのですが、せっかく参加人数を絞って開催しているのに全員の自己紹介タイムがなかったり、逆に限られた人しか喋らないLTの時間が少し長かったりと、「繋がり」を作る場作りの設計が甘かったかもしれないと感じています。
この点については次回きっちりと改善をかけたいと思います。

最後に残ったメンバーにて記念撮影して懇親会はお開きとなりました。

事件その2 :体調不良

実はその後2次会〜3次会もあったのですが、脳につづき私の体力のほうが限界を超えてしまったようで、帰宅途中でオフィスに立ち寄ってぐったりしてしまうなど、結構危険な状況に陥っていました。

この時点では本気で翌日の大人の街さんぽに参加する予定だったのですが、翌朝目覚めた時点の自分の体調が体力云々のまえに身の危険を感じるレベルでまずかったので、本当に申し訳なかったのですが不参加にさせてもらいました。こんな形でイベントを不参加にしてしまったのは初めの経験で、とても楽しみにしていた沼津トリップにもいけず、後悔しかありませんでした。

ガイドいただいたあやみさんにもご迷惑をかけることになってしまいました。本当に申し訳ない。。。

「みしま大人の街さんぽ」についてはこちら。

最後も反省でまとめます

楽しいはずのイベントレポートをこんな形でまとめるのはどうかとは思いますが、今回は運営として色々と思うところがあるのでこの形で締めます。

本業の処理能力の限界を超え、ストレスも限界を超えた状態でイベント運営当日を迎えるという、責任問題にもなりかねない状況に陥っていた事を深く反省しています。それでもなんとか皆さんを楽しませたいと頑張ったつもりですが、後から見返しても私の顔色には覇気がなく、笑顔も少なかったでしょうし、なにより参加者の皆さんに話しかけたり、初参加の方々とリピーターをお繋ぎしたり、イベント自身へのケアも十分にできていなかったんじゃないかと思います。本当にすみませんでした。

この件に関しては運営コアメンバーでの反省会でもメンバーからこっぴどく叱られました。運営が楽しんでいないイベントはきっと参加者にも楽しんでもらえない。次回はこの言葉を胸に、とにかく自分のなかに余裕を作れるよう、きちんとシゴトとイベント運営そのものをコントロールして望むと誓いました。

また私自身の反省以外にも、みなさんから頂いたアンケートの回答や、個人的に頂いたフィードバック等を受けて、このみしま1dwtのイベントと運営の仕方にも課題がたくさんあることがよく分かりました。

今回で4回目を迎えたこのイベントですが、少ない人数でなんとか回せるよう省力化ばかりに腐心し、根本的な目的を見失いつつあるのではないかと考えています。このタイミングで、少し軌道修正やテコ入れを行ったうえで、あらためて5回めを迎えるよう準備して行こうと思います。

最も大切なのは「運営も楽しめるイベントにする!」だと思うので、ここが実現できなければ延期するくらいの覚悟で望みます!www

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