富裕層の子どもたちの目が死んでいる理由
こんにちは。今回は、富裕層向けの学習塾で働いて感じたことについてお話しします。
3年前、10代との再会
私は今、富裕層向けの学習塾に勤めています。もう丸3年が経ちました。それまでは全く違う業界にいたので、3年前に10代の子たちと接したときは本当に久しぶりでした。
小学生と接するのは、高校生以来でした。どう接していいか分からず、戸惑いました。今はスムーズに接することができます。でも3年前は「小学生って久しぶりだな」「どう話しかければいいんだろう」と悩んでいました。
驚いた!目が死んでいる子どもたち
勤め始めて最初に思ったのは、「今の子たちの目はこんなに死んでいるのか」ということでした。
もちろん、ここは学習塾です。多くの子どもたちは好きでもない勉強をしに来ています。テンションが高い子はそうそういません。
中には、自分の目的をもって通っている子もいます。そういう子は目つきが真剣です。でも多くは、教育熱心な親の都合で通わされている印象を受けました。
笑いを提供する努力
「今の10代ってこんなに元気がないのか」「笑わないのか」と驚きました。だから私は、勉強漬けの毎日を送る子たちに、少しでも笑いを提供できたらいいなと思っています。
もっと真面目な塾講師らしくしろと言われるかもしれません。でも、メンタルケアも大切だと思うんです。家でもプレッシャーをかけられているのに、ここでもかけたら逃げ場がなくなりますからね。
自分の10代時代との比較
自分の10代を振り返ると、ふざけてばかりでした。中学受験はせず、小学校時代は遊んでいました。高校受験の時も勉強せず、遊びに夢中でした。
野球部を引退しても勉強せず、遊び続けました。親は呆れていたでしょう。大学受験も推薦で決まりました。定期テストの成績が良かったので、受験勉強もせずに指定校推薦で入学できました。
そんな感じで、10代は勉強と向き合いませんでした。大学でも勉強しませんでした。むしろ大人になってから一番勉強しているかもしれません。今の子たちと自分の10代とのギャップに驚いています。
10代の過ごし方への疑問
受験勉強や学校の勉強を否定するつもりはありません。でも「これでいいのかな」と思うんです。10代は貴重です。もっと生き生きと、自分の欲望に素直になるべき年頃です。親の都合で振り回されるのは問題だと思います。
自分の意思で「これがしたい」と勉強する子は素晴らしいです。応援します。でも親のエゴでやらされている子を見ると、不憫でなりません。
親の気持ちと子どもの気持ち
親の思いも理解できます。だから完全には否定できません。でも、この状況は難しいなと日々感じています。
親の気持ちも分かります。でも子供の気持ちを考えると「かわいそうだな、大変だな、頑張れよ」と思います。何とかうまく乗り越えられたらいいなと思っています。
おわりに
少し雑談っぽくなりましたが、学習塾で働き始めて最初に驚いたのは、10代の子たちの元気のなさでした。目が死んでいる印象を受けました。もちろん、生き生きしている子もいますよ。
参考になれば嬉しいです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。良い一日を!
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