ゴキブリの倒し方②。
前回の続きです。
最強の武器、、、それは「熱湯」である。
台所用洗剤でも倒すことのできなかったヤツを倒すためには試すしかねえ。
そう思って、ヤツを見張りながら電気ケトルに水を入れ、スイッチを入れる。
沈黙。睨み合い。冷戦状態は永遠にも感じられた。
湯気が出始めると同時に沸き上がった合図がした。
台所用洗剤が効かなかった今、半信半疑ながらもコップに熱湯を注ぐ。
危険を察知したのかヤツが動きだした。
壁をよじのぼっていく。
(や、やばい。天井までのぼりやがった。)
このままでは熱湯をぶっかけられないので、作戦を変更した。
チラシを丸めてヤツに当てて、ヤツを天井から突き落とす作戦である。
チラシ爆弾を何個か作り、ヤツを目掛けて大谷翔平ばりの速球を投げつけた。
緊張でなかなか命中しなかったけど、5個目くらいで直撃した。
その瞬間、地面に一直線に落ちていった。
思ったよりチラシ爆弾が効いているのか、なんかノタノタしている。
(ここしかないっっっ。。。!!!)
急いでコップの中の熱湯をぶちまけてやった。
およそ100度に近いであろう熱湯を浴びせられたヤツは、そのまま熱湯の上をぷかぷかしていた。
(勝った!!!!今度こそ勝った!!!)
ぜんぜん動かないことを確認し、死体処理にうつった。
(ミッション、コンプリート)と、今思えばダサすぎるセリフを呟いた。
台所用洗剤で弱っていた説もあったので、ゴキブリが再び現れたときに最初から熱湯をかけた。
すると一瞬でぷかぷかしていたので、やはり熱湯が最強なんだろう。
後片付けが大変なことが難点である。
おわり。