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「本を語る」100日100冊チャレンジ 第51日「すごい言語化」


❶[1BOOK]
「すごい言語化」ー「伝わる言葉」が一瞬でみつかる方法
木暮太一 ダイヤモンド社  2023年6月6日

❷[3POINT]
①「はじめに」言語化は人生を「確実に」豊かにする
☆言語化をせずにビジネスをしようとしている
言語化能力は、センスではありません。考え方とフォーマットを身につけさえすれば、誰でも自分の頭の中を言語化させることができます。

②そもそも「言語化」とは何か?
☆言語化の大きな誤解〜言語化とは、どう伝えるかではなく、何を伝えるか
言語化とは伝え方の問題ではありません。自分が伝えたいものは何か? 何を伝えたら相手に響くのか、その伝える内容そのものを定めることからが言語化なんです。
言語化の最終ゴールは、自分が頭の中で描いているものと同じものを描けるような言葉にすることです。

③すごい言語化で「意味がある言葉」を作る
☆言葉にしても言語化できているとは限らない
意味がわからない言葉になってしまう理由
1)言葉の定義をしていないから
2)示す範囲が広すぎるから
3)比喩を使っているから

❸[1ACTION]
[実行すること=自分との約束]
「意味がある言葉」を作っていく。

[思いついたこと]
毎日、「言葉」と格闘している私ですが、「言葉にしても言語化できているとは限らない」と言い切られてしまいました。「なんでやねん」という思いに駆られて、まずは著者のプロフィールを調べてみると、すでに著作は63冊、出版社も経営しているとのこと。そういえば、テレビでみたことがあるな〜。公式HPには、「言語化」をテーマとしたセミナーのご案内。さらに「どうしたらええねん」とツッコミを入れ、結局一気に読み切ってしまいました。といっても、速読講師ですからね。30分もかかりませんでしたが。

普段は、「4C速読法」で、「自分にとって必要な部分、行動に移すべき部分」を拾っているのですが、その私に対して、「全部読みたい」と思わせたは、この本が「私にとって必要な本」であり、今後「売れるビジネス書」を書くための重要な要素が、ここにはあるということです。通常、朝の投稿を終えてから、「全部読みたい」と思った本は、後日クラブハウスでの音読に回すか、「筆写」の対象にするか、なのですが、今回は、「手書きの要約ノート」を作りたい、と思いました。

それは、「誰かに教える」という目的を見つけたからです。自分の教養ためだけではなく、「人に教える、伝える」という視点を加えると、読み方がまったく違ってきます。そして、「手書き」というおまけを付ければ、「最強の読書法」になりますよね。最近は、「4C速読」にこだわることなく、いろんな読み方を勉強し、実践してみるようにしています。自分には有効でも、他の人には向かないこともあるからです。できるだけ多くの人が、自分なりの読書スタイルを見つけられるようにしたいのです。

実はそれこそが「積ん読解消」へつながるからです。私にだって、「積ん読」はあります。先ほど述べたように、「全部読みたい」と思った本を積み上げているからです。音読は、毎日30分ですが、だいたい1日に20〜30ページが関の山。200ページくらいの本でも、1週間はかかります。だから順番待ちしている本が「積ん読」状態になっているのです。私も、人並みに「罪悪感」を持ちながら、その山を睨んでいるんですよ。だからこそ、一緒に「解消していきましょう」と声をかけているわけです。

❹[1episode]
☆おわりに
言語化スキルは最強のビジネススキルです。そして本書で解説したように、言語化スキルはセンスやひらめきとは無縁です。誰でもトレーニングを積むことで身につけられるスキルです。
言葉にできれば、自分が手掛けているものの価値が伝わります。
言葉にできれば、取るべきアクションが見えてきます。
言葉にできれば、コミュニケーションのストレスが圧倒的に減ります。
あなたの頭の中が言葉になれば、部下の仕事の成果も飛躍的に向上します。
チームメンバーが言葉にできれば、やるべきことが明確になり、職場の無駄なストレスが減ります。
経営者が言葉にできれば、ブレないチームができあがります。
ぼくらに足りなかったのは言語化スキルでした。ぼくはこれからも言語化スキルを広める活動を続けていきます。ぜひこれからも一緒に言語化に向き合っていきましょう。



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