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「本を語る」2024/6/13「お金への考え方を変えよう」


❶[1BOOK]
「お金への考え方を変えよう」
デビッド・クルーガー著 神田昌典監訳 (株)三笠書房
2013年8月10日 第1刷発行 「知的生きかた文庫」

❷[3POINT +1]
この本の13章の最後に、「まとめ」がついています。実は1冊全部読まなくても、この15ページだけ読んでも、十分に役に立ちます。見出しだけを拾っておきます。
1)お金に関する基本方針をつねに目に見えるところに置く
2)計画を立てる
3)ピンチにもチャンスにも計画を守る
4)意見、批評、アドバイスー「専門家」の判断を求める
5)出費を細かく見積もる
6)優先順位をつける
7)「金銭的な目標」を「人生の理想」に一致させる
8)「欲求」と「欲望」を区別する
9)「十分」とはどういうことか決める
10)目標に到達したら何ができ、何ができないのかを知っておく
11)心まで投資するな
12)クレジットカードを使わない
13)買い物の「機会費用」を考慮する
14)割引価格より、絶対的な価値に注目する
15)「その品物を買ったら、どう使うか」を想像する
16)「あなただけに」と言われたら疑う
17)その商品は「本当に特別か」
18)感情は家に置いて出かける
19)買い物は一人で
20)「いりません」「ください」ははっきり言う
21)「ノーと言える人」になる
22)「過去への執着」を捨てる
23)いつも「世界の全体像」を意識する
24)鉄は「冷やしてから」打て
25)良薬は口に苦し

「お金とは何か?」この問いに対する答えはこうなる。
お金は単なるお金ーそれ以上でも以下でもない。

キルケゴールの名言
「人生は振り返らなければ理解できないが、前を向かなければ進んでいけない」
成長と変化はつらいものだ。しかし、それよりつらいのは、成長も変化もしないことである。

❸「本を語る」
[思いついたこと]
「お金」に対して、ずっとネガティブな感情しか抱いていなかったので、素直に「お金」を語れるようになるには、かなりの時間が必要でした。多読の習慣を身につけて、何度も何度も、繰り返し「ブロックを外す」文章を読み、実践を誓うことによって、ようやく「素直に」語ることができるようになりました。
[そして]
思えば、ずっと「お金に支配されてきた」ように思います。人の保証人になったことや、クレジットカードを持ったことが、その引き金になったと思います。自己投資と言いながら、たくさんのセミナーを受講しながら、残ったのは「借金」だけ?と言うのは、私だけではないだろうと思います。
[しかし]
本当に、「自己投資」は失敗したのでしょうか?私の場合、「4C速読法」の講座を受講したことで、人生が変わったのではなく、そこで習ったことを実践したからこそ、ここまで自分を変えることができました。ちょっとやりすぎたかな?と思うほど、徹底的にやってみたことで、何より、自分に自信がついたのです。自分の立ち位置が変わると、世界の見え方がまるで変わることを経験しました。
[だからこそ]
長年、悩まされ続けた「お金」についても、少し高いところから俯瞰することができるようになり、「お金の循環」が見えるようになったのです。上記のまとめの中にもある通り、「十分」とはどういうことかを決めることができ、「金銭的な目標」を「人生の理想」に一致させる段階に進むことができました。お金と読書って、まったく関係ないように見えますが、
「誰にでもできることを、誰にもできないレベルまでやってみる」ことで、現状を突き抜けると、すべては一つにつながっていることを実感できます。だからいつも私はこう言っています。「私と同じことをやる必要はありません。でも1000日続けたら、絶対に人生は変わります。」

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