見出し画像

「読書の力」1000日1000冊1000文字チャレンジ 第74日「100年カレンダー」

読書ノート 2024/5/16

❶[1BOOK]
「一度しかない人生を『どう生きるか』がわかる 100年カレンダー」
大住力著 (株)ディスカヴァー・トゥエンティワン
2021年6月25日 第1刷 2021年11月30日 第5刷

❷[3POINT +1]
◎プロローグ
何よりも大切なのは、本当に使える時間を見据えながら、いままでの人生を通じて、あなたが何を得て、何を学んで、どのように生きてきたのかのストーリーを100年カレンダーから見出し、これからの価値ある時間にして過ごしていくことです。

① どう生きてきたか。どう生きているか。どう生きるか。
☆6つのエレメントで、いまの自分の人生構成を考える
ウォルト・ディズニーは、人生を生きていく上で自分にかかわってくる物を、6つの要素に分類しています。
1)Output(仕事)
2)Mother Earth(家族・人間関係)
3)Belongings(金・物)
4)Tool(健康)
5)Input(学び・勉強・資格)
6)New World(趣味)

② 人生に影響を与えた出逢いは何だろうか?
☆誰かを想う気持ちこそ、強力なミッションの源になる
これからは、その人の力になれるように生きたいのなら、そのためにいつから、何をやるべきでしょうか? その人を目標に、あるいは反面教師に、その人以上に大きな成果を出せるような生き方をしたいなら、そのためにやるべきことは何でしょうか?

③ 後悔していることは、何だろうか?
☆過去の後悔を、エネルギーに変える
手を動かし、書くことは、自己変革の一歩です。頭のなかで考えているだけでは意味がありません。小さくても行動に移すことこそが、「変わる」ということです。

❸[1ACTION]
[実行すること=自分との約束]
6つのエレメント・グラフをつくって、「私はこう生きる」を宣言する

❹[1episode]
☆自分は、誰として生きるのか?
あなたの提供できるものを必要としている人は、必ずこの世の中にいます。
自分では何でもないと思っているかもしれませんが、ここまでに得てきた数々の経験や学び、実績から始まるあなたの可能性を感じてください。あなたを待っている人がいるのです。ですから、もう他者の行動を追うのはやめましょう。他人を見たり、他人から学んだりすることも悪くはありませんが、まず自分自身と対話をして、一歩を踏み出すことです。
そして、あとはそれを提供するための具体的な行動を重ねていくだけです。その後の、儲かる・儲からないとか、成功する・成功しないなどの結果はすべて、他人が評価するものであって、あなた自身が決められるものではありません。
あなた自身が何者なのかということに気づき、目の前の人にそれを提供したとき、たとえそれがその瞬間だけであっても、小さなものであっても、必要としていた目の前の人が歓ぶことによって、自身と自尊心が、確実に芽生えてきます。
目の前の人に、あなたが役立つこと、それこそがあなたの命の意味です。

❺「本を語る」
前回、この本を読んだときは、「過去を振り返る」ことに着目しました。今回は、自分の未来を考えてみます。
[思いついたこと]
自分の「いま」を「6つのエレメント」で考えたとき、半分にあたる「仕事・学び・趣味」の3つは、すべて「読書」という言葉で重なることに気づきました。そして、一番大切にしているのは、家族=娘との時間であり、「食事」=健康です。生活時間の違いから、娘と一緒に食事をするのは1日1回、夕食だけですが、この時間を大切にすることで、人間関係を円滑にし、二人の健康を維持することを考えます。
[そして]
「期間限定、週に3日15時間、平日午後のみ」のコールセンターの仕事をしているのは、お金のためというよりは、健康のためです。幸いにも、職場まで徒歩25分。帰りには買い物をするので、1日トータル1時間は「歩く」ことができます。また、「はっきりした声」で話をするのも、正しい回答をするために頭を使うことも、「健康」のために役立つことばかりです。受信の仕事ですが、問い合わせの範囲が限られているので、「何を聞かれるのか?」不安になることもありません。人の話に「耳を傾ける」訓練にもなります。
[しかし]
繁忙期だからこそ存在する仕事なので、着台して「入電待ち」のボタンを押した瞬間から、ほとんど途切れずに電話が入ります。途中の休憩も、自己管理です。もちろん、失敗したことや嫌な思いもします。ラスト・コールが終わったら、へとへとになり、帰りの「散歩」はクールダウンの時間。爽やかな夕暮れ時の風が、とても心地よく感じられ、家に帰るまでにリセットできるのです。さすがに夕食の支度までは完璧にできませんが、相談しながら折り合いをつけて、娘との時間を有意義にすることができます。でも、いつまでもこの生活が続くわけではありません。
[だからこそ]
「本を読み、本を語り、本を書く」ことを中心にした生活を目指しています。毎日の発信も、クラブハウスの音読も、コールセンターの仕事も、すべては「準備」です。「作家として生きる」ための修行だと思っています。こんな生活ができているのは、私を応援してくれる日本中、いや世界中にいる「友達」のおかげです。老人の孤独死が問題になっていますが、体が衰え、リアルの交流が難しい時代に、「つながり」を持つ方法の一つとして、インターネットを活用していくことが大切です。それにいち早く対応できていることに、改めて感謝をします。そして、つながっている人々のために、発信を続け、交流の場を提供していこうと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?