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「読書の力」1000日1000冊1000文字チャレンジ 第60日「あなたもいままでの10倍速く本が読める」

読書ノート 2024/5/2

❶[1BOOK]
「新版 あなたもいままでの10倍速く本が読める」
ポール・R・シーリィ著 神田昌典監修 井上久美訳
フォレスト出版 2018年11月18日 初版発行

❷[3POINT +1]
◎序文「いままでの常識を覆す、読書プログラムへようこそ」
本書であなたにお伝えしたいのは、全脳(ホール・マインド)を活用する、具体的・実践的なテクニックです。
フォトリーディングは、単に速く読む方法ではありません。いままでの何倍ものスピードで新しい知識を学ぶ方法なのです。

① 25分で、この本を読んでみましょう
☆25分コース(レベル1)
まず本全体のページをめくってさっと目を通しながら、目次、各章の見出し、小見出しを読みます。次にもう一度、初めから目を通して、今度は自転車に乗っているアインシュタインのアイコンを探し、その下にある段落を読んでいきます。

② 拡がる人生の選択肢
☆新しい学習法を先取りする
情報の波を乗りこなすことに成功している読書のエキスパートたちは、小学校で学んだ読書法とは違うアプローチをしています。彼らのリーディング・スタイルはとても柔軟です。読むものの種類に合わせて、読むスピードを調整しています。また、その文書から何を得たいのかを常に自覚し、自分にとって本当に有益な情報を、いとも簡単に見つけ出すのです。

③ フォトリーディング・ホール・マインド・システムの極意
☆選択するのはあなただ!
読書は、自分にとって価値のあることを生み出すために、「自ら選んだ行動」なのだということをもう一度思い出してください。その目的が、情報を得るためであっても、さまざまな考え方を評価するためであっても、あるいは単にリラックスするためであっても、「自分の意思で選んだ」ということを確認してください。自分自身が決定したことだと、自覚することが、目的を達成する上で大きな違いを生むのです。意識的に選択して、自発的に読書に向かうことで、あなたの脳は、その持てる能力のすべてを発揮してくれます。

❸[1ACTION]
[実行すること=自分との約束]
「自ら選んだ行動」であることを、自覚する。

❹[1episode]
☆新しいシナリオ、終わりに・・・
私たちを取り巻く環境が変化し続けるように、人生においても、私たちは常に変化し続けなければなりません。フォトリーディングは、私たちの成長を促し、変化に柔軟に対応していく力となります。思考を解き放ち、高い意識を持てるようになります。フォトリーディング・ホール・マインド・システムを身につけることにより、学校、職場、社会、国内、国際社会、あるいは地球の絶え間ない変化にスムーズに対応できる人になっていただけることを、心から願っております。
あなたが選択する一つひとつの行動が、成長する道を開いていくのです。

❺「本を語る」
いま、気づいたのですが、この本の表紙や帯には「読書法」とは一切書かれていません。すべて「学習法」となっているのです。
[思いついたこと]
この本は、何度も読みました。「4C速読法」の望月俊孝さんはフォトリーディングの講師でもありましたから、「いいとこどり」で、その一部が取り入れられています。そのおかげもあって、また、毎日の「時間限定読書」の積み重ねの中から、読書スピードはかなり速くなりました。例えば、電子書籍などは、スマホの1画面が1ページとなり、タップするだけでページめくりができるため、1ページ1秒以下のペースでゆっくり読めます。
[そして]
これをみんなに披露すると、「そんなバカな〜」と不思議がり、「それはあなただからできるんでしょ」と言って、それ以上近寄ってきません。大抵の人が尻込みして、「自分は頭が悪いから」とか「年だから、小さな字が読みづらい」とか、言い訳を並べます。でも、「できれば、速く読めるようになりたい」と小声で呟きます。「できれば」という条件は、なんなんでしょうね。きっと、「簡単に身につけられるなら」ということでしょうか。
[しかし]
世の中に成功している人が少ないことを考えると、簡単にできることだけ、誰にでもできることだけやっていて、成功できるはずはないですよね。それは誰でもわかっているらしく、
「できれば」という条件をつける時点で、「自分には成功は縁がない」と諦めているのです。そんな努力をしなくても、世の中にはもっと簡単で、もっと楽して儲ける方法がある、と信じているのですね。あなたもそう思っていますか?
[だからこそ]
本気で真剣に読書をすれば、それらの幻想は、いい意味で打ち砕かれます。上記の文章にもある通り、「絶え間ない変化にスムーズ」に対応できるようになります。それは「成長し続ける」ことであり、脳を活性化して死ぬまで進化させていくことでもあります。少なくとも私は、限界に挑戦し続けたいと思っています。だって、どこまでできるのか、やってみないとわからないし、やればやるほど、面白くなってくるし、何より毎日、ワクワクして生きられるんですから。ぜひ、あなたも、自分なりのやり方で、挑戦してみてくださいね。


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