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「本を語る」第13日 「夢と金」


❶[1BOOK]
「夢と金」 西野亮廣 幻冬舎 2023年4月19日

❷[3POINT]
①富裕層の生態系
☆富裕層を知り、「プレミアム」と「ラグジュアリー」の違いを知れ
「プレミアム」とは「競合がいる中での最上位の体験」で、
「ラグジュアリー」とは「競合がいない体験」のこと。

②コミュニティー
☆求められているのは「顧客のファン化」だ
「顧客は『機能』を買い、ファンは『意味』を買う」
「顧客」と「ファン」は、まったくの別物だ。

③NFT
☆時代を正しく把握しろ
2022年に起きたAIの大波は、僕らが思い描いていた未来を大きく変えた。
この事実を受け止め、時代の輪郭を正しく捉え、「何がお金にならなくなるのか」を
把握しておいた方がいい。

❸[1ACTION]
[実行すること=自分との約束]
知識不足で命を落とすな。

[思いついたこと]
今年3月に亡くなった私の末弟「ともくん」は、独身だったので、兄弟3人に多くのものを残してくれた。彼は、個人事業主(予備校の講師)として、授業を行うだけでなく、専門が「地理」だったので、予備校のテスト問題だけでなく、いろいろな出版物の作成に関わっていた。その資料は膨大だった。それもほとんど「紙」で残していた。
また、投資信託や、不動産(主にワンルームマンション)で収益を得ていた。
私は、「なんちゃって経理」で、「年末調整のエキスパート」なので、税理士さんには頼まず、昨年の確定申告を買って出た。ともくんの性格から、過去の申告書やその資料は、全部残してあったから。

[そして]
確定申告の書類を作り上げるまでの過程は、私にとっては「宝物」となった。個人事業主の経費問題や、それまで無縁だった「投資」についても、勉強せざるを得なかったからだ。
実際に残してくれた「お金」以上に、「お金」について考えるきっかけを作ってくれたことに感謝したい。今まで、叔母や母の遺産をもらったにも関わらず、活かすことができなかった私だった。自分より先に逝った兄弟の「想い」を継いで、ともくんに可愛がってもらった「姪っ子」である私の娘に、繋いでいきたいと思う。

❹[1episode]
☆「お金」が尽きると「夢」は尽きる。これが真実だ。
逃げるな。
今、この国に足りていないのは「希望」だ。
希望を持つためには、夢を語り、「お金」を学ぶ必要がある。
子供はもちろん、子供に背中を見せなければいけない大人もだ。
「金の話ばかりしやがって」と言うのなら、分かった。
だったら、僕よりも大きな夢を語り、行動している人間を連れてきてくれ。
それができないのなら、話を聞いて欲しい。
耳触りの良い話はしない。
夢を繋ぐための本当の話をする。80分あれば十分だ。


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