「読書の力」1000日1000冊1000文字チャレンジ 第50日「完訳 7つの習慣」
読書ノート 2024/4/22
❶[1BOOK]
「完訳 7つの習慣」 人格主義の回復
スティーブン・R・コヴィー著
フランクリン・コヴィー・ジャパン訳
株式会社FCEパブリッシング キングベアー出版
2020年1月29日初版第1刷発行 2023年9月13日初版第11刷発行
❷[3POINT +1]
◎はじめに
「今の時代にも『7つの習慣』は有効なのだろうか?」
「変化が大きいほど、困難なチャレンジであるほど、『7つの習慣』の持つ意味も大きくなる」
① 7つの習慣とは
☆この本の活用方法
「7つの習慣」を学ぶとき、あなたの変化と成長の扉をぜひ開けてほしい。忍耐強く取り組んでほしい。自分を成長させるのは平たんな道のりではないが、それは至高に通じる道である。これに優る投資が他にあるだろうか。
② 終わりを思い描くことから始める
☆個人のミッション・ステートメントを記し活用する
私たちは、主体性を持つことによって初めて、どんな人間になりたいのか、人生で何をしたいのかを表現できるようになる。個人のミッション・ステートメント、自分自身の憲法を書くことができるのだ。
③ バランスのとれた最新再生の原則
☆上向きの螺旋
上向きの螺旋階段を登るには、より高い次元で学び、決意し、実行することが求められる。このうちのどれか一つだけで十分だと思ったならば、それは自分を欺いていることになってしまう。たえず上を目指して登っていくには、学び、決意し、実行し、さらにまた学び、決意し、実行していかなくてはならないのである。
❸[1ACTION]
[実行すること=自分との約束]
自分の「ミッション・ステートメント」を書く。
❹[1episode]
☆再び、インサイド・アウト
間違うこともあるだろう。気まずい思いをすることもあるだろう。だが、毎日の私的成功を積み重ね、インサイド・アウトの生き方を一歩ずつ進んでいけば、結果は必ずついてくる。種を蒔き、辛抱強く雑草を抜き、大切に育てれば、本当の成長の喜びを実感できるようになる。そしていつか必ず、矛盾のない効果的な生き方という最高の果実を味わえるのである。
最後にもう一度エマーソンの言葉を借りよう。「繰り返し行うことは、たやすくなる。行う作業の質が変わるのではなく、行う能力が増すのである」
人生の中心に正しい原則を置き、行うことと行う能力のバランスを考えて努力を続けていくと、効果的有益な、そして心安らかな生き方ができる力がついてくる。それは私たち自身のためであり、私たちの後に続く者たちのためでもあるのだ。
❺「本を語る」
前回、この本を取り上げた時には、「1日では到底無理だ」と判断し、7日間に分けて発表しました。それをきっかけとして、「難しいと思う場合は、1冊の本を数日間にわたって読む」という新ルールを作ったのです。
[思いついたこと]
その時、読んだ本は、1996年初版で、ジェームス・スキナー/川西茂訳のものです。とても読みにくい本でした。7日かけて、付箋をいっぱい貼って、線を引きまくった本を見れば、私の「悪戦苦闘」ぶりがよくわかります。しかし、内容を覚えているか?と言われると、正直言って、「・・・」になってしまいます。
[そして]
その後改訳されて、読みやすくなったのが、この本です。確かに、わかりやすくなりました。ただ、内容が変わったわけではないので、そう簡単なものではありません。
そういう場合は、どうすればいいか? 今なら答えられます。音読すればいいのです。それでも足りないと思ったら、専用のノートを作って、自分でまとめていけばいいし、人に教えることを前提に、「原稿」という形で文章を書いてみればいいのです。
この本だけにこだわらず、動画を見たり、解説本を読んだりするものいいかもしれません。それだけの価値は十分にあります。
[しかし]
読むこと、理解すること以上に大切なことがあります。それは実践することです。どんなによい話でも、素晴らしい本であっても、その後の「実践」が伴わなければ、何の役にも立たなかったことになります。そして、本を生かす、活用するということこそが、「4C速読」のキモであり、提唱者である望月俊孝さんが伝えたいことなのです。
[だからこそ]
私は毎日、「実行すること」を書いています。まずは「宣言する」ことが大事です。一人で、こっそりやろうとしても、すぐにお試し君がやってくることは、すでに何度も述べましたね。その意味でも、「ミッション・ステートメント」を書いて、発表するということは、重要です。これを機会に、何度も推敲して、これだ!という文章を作り上げ、世の中に宣言します。
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