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『ブルーロック』を読んでたら「今、無理したい時期なんだ」って気づいた

サッカー漫画『ブルーロック』がめちゃくちゃアツい。
想像以上にハマってしまっている。

この漫画では、ワールドカップで優勝できる「日本人エースストライカー」を育成するための施設・”青い監獄”ブルーロックでの、アツいサッカーバトルが描かれている。

「生きるか、死ぬか」ばりの「勝つか、去るか」の世界。圧倒的な実力主義。

勝利への執念と残酷なほどのエゴのぶつかり合いが超気持ちいい。

「サッカーはチームで戦うスポーツ」だと、協調性や”和”を大切にする価値観に対して、「ワガママじゃなければ勝てない」「常識を捨てろ」と吐き捨てる世界観も爽快だ。

なかでも主人公が「才能を発揮するための条件」を次第に言語化していく過程が、個人的にはとても学びになる。

ブルーロックには、多くの才能あるプレーヤー300人が集められているのだが、主人公はほぼ最底辺の299位の立場からこのゲームを始める。

彼が、まわりの天才プレーヤーの中で、それでもどうすれば勝てるのかを思考し言語化し体現していく。

自分の武器は何か。
それが活きるのはどういう条件か。
どうすればその条件を再現できるのか。
まず1対1で勝つにはどうすればいいのか。

がむしゃらに努力するのではなく、必死に思考を巡らせ才能を研ぎ澄ませていく過程は、なんだかフリーランスが「何を売るか」を考えるのにも似てる…。サッカー漫画でこんなことを考えるなんて思わなかったな。

――何度でも、生まれ変わってやる。

そんな気持ちにさせられる漫画です。

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