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「これは僕と彼女だけが知っている、世界の秘密についての物語だ」

こんにちは☆彡真美ですヾ(*´∀`*)ノ

今日はちょっと前に見た映画「天気の子」について語ります☆彡

実は、私は新海誠さんのファンでして、展示会にも行ったことがあります。

何が素敵ってやっぱり映像美💜「秒速5センチメートル」の時からでしたが、新海誠さんは、1つ1つの描写が繊細で、細かい動きを描くのがとても上手で、びっくりします。

(例えば、桜の散る美しさや、森のいきいきした動き、水の表現、雨の一粒一粒の様子など)

それも含めて、物語に引き込まれるといつも思います🎵
「天気の子」は賛否両論ありますが、私はかなーり、好きな作品です!

しかし、「君の名は」のように結末が白黒はっきりしている物語が好きな方は、ちょっとモヤッとすると思います。

しかし、この色々考察のできるモヤッとした終わり方が新海誠さんの真骨頂なのです❗ヾ(*´∀`*)ノ

(秒速5センチメートルがその代表例だと思います。)

◆「天気って不思議だ、ただの空模様に、こんなにも気持ちを動かされてしまう。」

高校一年生の森嶋帆高は、家出をして、東京へ。フェリーで出会った、須賀圭介の雑誌編集社で働くことになります。そして、天野陽菜という少女に出会う。彼女が願うと小さい範囲で晴れにすることが出来る100%の晴れ女だった……。

紆余曲折あり、警察に追われることなった2人。

新海誠さんの映画は「離れ離れになっても、また何かしらの縁で引き寄せられて出会う」というのが多い気がします。
その、また巡り会えるまでの奮闘や、苦悩、主人公の必死さがいつもありありと伝わってくるのが凄いのです。

全てを放り投げてまで会いたい人、全てを敵に回しても会いたい誰かがいる。これって凄く幸せなことだと思うのです(*´▽`*)

映画で帆高が延々と走るシーンは表情、走り方、演出の全てが一生懸命で、「こんなにも全力になれることがあるかなぁ」「今は帆高と同じように全力かなぁ」と自問してしまいそうになります。

1度は全力で努力したことがある方は、絶対このシーンは感情移入するのではないのでしょうか☆彡

◆「彼女とともに過ごした、あの年の夏。東京の空の上で僕たちは、世界の形を決定的に変えてしまったのだ。」

「妄想なんかしてねえで、現実を見ろよ現実を。いいか、若い奴は勘違いしてるけど、自分の内側なんかだらだら眺めててもそこにはなんにもねえの。大事なことはぜんぶ外側にあるの。自分を見ねえで人を見ろよ。どんだけ自分が特別だと思ってんだよ」/ 須賀圭介

「おい。まぁ気にすんなよ青年。世界なんてさ、どうせもともと狂ってんだから。」/ 須賀圭介

雨が止まなくなってしまった東京。
改めて、東京へ戻ってきた帆高は、水没する東京を目の当たりにします。結果的に陽菜を助けたことで、そういう結果を招いてしまった。責任を感じる帆高。

その帆高に「世界は元々不合理で不条理で理不尽なもの」と励ましているように感じる須賀の言葉。これはかな~り、心に来たのを覚えています。

「僕は選んだんだ。あの人を、この世界を、ここで生きていくことを。」/ 帆高

そう。
無責任と捉えられるかもしれないのですが、大事なのは「選択したこと」だと私は思います。
それでも、選択したことを正解にしよう決めた2人。
(きっと、どちらを選んでも同じ選択をしたと思いますが)

それを踏まえての「大丈夫。」なんだと私は思っています。

「僕たちはきっと、大丈夫だ。」/ 帆高

色々考察をしながら楽しめるのが「天気の子」の良いところだと思います☆彡
まだ見てない方は是非🌟

本日、東京は雨ですが、これから晴れるといいですね🎵

本日は、ここまでです🍀


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