「運命の人」を"セルフチャネリング"した話
私は30代前半の頃、彼氏がいないことがコンプレックスでした。「ザ・運命の人」を常に探していた気がします。いわゆる「赤い糸で結ばれた相手」です。
30代にもなって『赤い糸で結ばれた相手』を常に探していた……いざ文字にしてみると恥ずかしいですね。
しかし、この年になって思います。「運命の人なんか探しても、何もいいことないよな」と。なぜならそれは、執着になるからです。そして、執着すると、苦しくなるからです。
出会いや恋愛相手にに対する期待値を勝手に挙げてしまうことにもなるし一人の相手に執着しがちになるから、恋愛はうまくいきにくくなります。過去の私がそうでした。
だから、運命の人は探さないほうがいい、というのが結論。運命の人がどうかよりも、その場その場でどんな縁を築くかのほうが大事ですよね。おばかな私はそこのところをまったくわかっておらず、恋愛ジプシーをしておりました。
詳しくはこちらに書いています。
なので、運命の人はいるとかいないとかあまり考えない方がいいかもなのですが、それでも、やはり結婚相手って強烈な縁がある人だよなあとは思います。
若い頃に付き合った人とそのままスムーズに結婚された方はあまりそういう実感がなく、「たまたますんなりいった」的な感覚かもしれませんが、恋愛ジプシーしてから40代で結婚した私はいまだに「もとは赤の他人なのにこんなに何年も一緒にいられるなんてスゴくない?」なんて思っています。スゴイというか、不思議だなあ、という感じ。
それから、今私は占星術の勉強をしておりまして、自分のホロスコープを紐解いている最中なのですが、私の人生のテーマにいろいろと合致しているような気がするのです。晩婚なのも運命だったのかな、という気もします。このあたりはまた、改めて書けたらなあと思いますが。
あと、夫と出会う前、ちょっと不思議なことがありました。
なりたい自分や、自分にとっての理想のパートナーを紙に書いて、想いを叶えるみたいな引き寄せの法則ってあるじゃないですか?一度くらい聞いたことありますよね?
今の夫と出会う前に、ふっと、理想のパートナーを書いてみようと思いついて、書いてみたんですね。たぶん、10コくらい「こんな人がいいかも」という特徴を書いたんです。
読書が好き、子どもが好き、中肉中背、あと年収いくいくらとか。
で、夫と付き合い始めた後で、その紙が出てきて見てみたら、その特徴にほぼすべて合致して、見た瞬間に鳥肌が立ったことを覚えています。
例えば、私は生きてる中で交際相手の収入はほぼ気にしたことはなかったのですが、理想のパートナーを書いているときには「まあ単なる理想だからねー、書いておいて損はないから書いとこっ!」って感じで、すっっっごく軽い気持ちで、というかすべてを軽い気持ちで書いていたのですが、その年収までも合致していました。
それに「子どもが好き」というところもそのまま。彼は子どもが好きですが、私と子どもをもちたいと望む人ではありませんでした(バツイチですでにいることもあり)。そのときの私は「子どもがもてたらいいな」という気持ちがあったからそう書いたと思うのですが、何せすごく軽い気持ちで書いたので「子どもが好きな人」という表現になり、そして、夫は、出会ったとき、子どもを望む人ではなく、文字通りの単に子どもが好きな人だったのです。
あまりにも旦那のことが書いてあったので、私は、え、これって、一種のチャネリングってやつなのでは?と思いました。
未来というか自分の運命を予知していて、それをリーディングしたような。
だから、夫はやはりもともと縁が深い人なのだろうなとは思っています。
それと同時に、人間て、やはりある程度人生のテーマなり目的なりを決めて生まれてきてるのかもなあとも思いました。じゃないとチャネリングできなくないですか?
ちなみに、"セルフチャネリング”のコツは、絶対に頭で「うーんこんな人がいいかな」などと考えて書かないことです。一筆書きのようなイメージでとにかく心に浮かんでくる特徴をすらすら書くのがポインです。
絶対にこうゆう人に出会いたい!とか気合いが入ってしまったらダメです。それはチャネリングとうより、目標になりますね。
書いた後は、「ふ〜これで良し」と謎の満足感を感じたことをうっすらと記憶しています。もしかするとこのときに、運命の人に対する執着を手放せて、夫に出会えたのかもしれません。
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