何かが、すっきりしない。アラフォー独身女は幸せになれるか?

タイトルにしておいて何ですが、まぁ、幸せといえば幸せです。毎日そこそこ美味しいご飯が食べられて、まぁまぁ好きな仕事をしていて、まぁまぁ好きな服を着て、彼氏がいて、友達がいて、家族が生きていて。

こうやって、言葉で並べてみるとなおさら、改めて思う。ごくごく普通の幸せな人じゃないかと。

でも、何かが、すっきりしない。いつもだいたいすっきりしてない。

きっと、40歳前後の独身女性は、だいたいこんな感じなんじゃないかなーと、最近思うんです。

これは、結婚している人は幸せだからアラフォーでもそんなこと考えないでしょ、とか、独身だから満足な幸せを得られない、ということではない。結婚していても満たされない人も不幸せな人もいるし、独身でも幸せだというい人もちろんいるでしょう。

ただ、くすんだ灰色の霧がかかったようなモヤモヤ・迷い、これを抱えている女性は、独身の方が圧倒的に多い気がする。なぜなら、結婚したら、まして子供なんていたら、例え心に迷いがあっても不幸せでも多忙な毎日を送っていても疲労困憊していても貧乏でも、ある程度までは観念して乗り越えるしかないから。

だけど、独身は、自由だ。

不運も不幸も多忙も疲労も貧乏もすべて自分の行動の結果であり、自由なはずなのに、こんな毎日を送っているなんて、私はいったい何をやっているのだとか思って自分を責める。ひととおり責めてから、淀んだ灰色世界から逃れたい、逃れなくてはともがき、心はいつも忙しない。

なんどけど、だいたいの場合は、逃れ方がわからない。一筋縄ではいかない。

やりたいことに没頭してみたり、彼氏と旅行してみたり、女友達と本音で語りあったり、そんなときには、スッと世界が色づいていることに気がつく。

しばらく元気で、モノクロの世界から脱出できたと思う。それでもふとしたときに、いつの間にか、灰色の世界に舞い戻っていたりする。



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