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恋愛ジプシーを卒業してわかった【恋愛がうまくかない原因はたったの5つ】

身体から始まった恋から、アラフォーで結婚

結婚しました。

過去にこのアカウントに書いているその日のうちに身体の関係をもった彼が、今の私の夫です。

出会ったのは8年前。何度か別れの危機がありつつ、年が離れていることや、彼に子どもがいること、年齢を重ねるにつれてこの先子どもを持てないだろうことなど、さまざまなことがありつつも、なんだかんだお互いに離れられず。およそ2年程前に結婚しました。

私は35歳の頃に夫と出会いました。恋愛経験が少なかったので、出会った当初は結婚というか「とりあず恋愛したい」という思いが強かったです。だから付き合い始めはそれほど結婚を意識せず、バツイチで子どももいて結婚願望がない(絶対にしない、独身を貫くというわけではありませんでしたが)彼と付き合いました。

今思うと、よく付き合ったな、と思います。まあ好きだったから仕方がない。何せこのnoteでものろけていて赤面通り越して、真っ黒焦げになりそうなくらいなのですが、まあそのくらい好きだったのです。

結婚を目指す、と考えると私が36歳という年齢で、バツイチ結婚願望なしの彼と付き合ったのは、間違いだったと思います。

ただ、唯一、私が偉かったのは、都度都度「自分の幸せ」は何かということを、考えてきたことです。だから、付き合う年数を重ねていくうちに、やっぱ一回くらい結婚したい!という結論に達し、別れを覚悟で近い将来結婚したいという意思表示しました。交際して2年が過ぎた頃だったと思います。

30歳半ばで結婚を目的に相手を探している人にとって、2年交際して結婚について切り出すというのは(いずれはしたいようなことは、その前に軽く言っていましたが)、遅すぎてあり得ないかもしれません。でも、当時の私にとっては、逆に半年や一年付き合って結婚というのはちょっとあり得なかったのでそんなに違和感のないタイミングでした。

そして、そこからおよそ1年後に一緒に住み、2年くらいの同棲期間を経て、入籍(同棲したらなんとなく気が済んでしまったこともあり)。交際6年を経て結婚というと、まあなんとも時間がかかったように思えるんですが、一応、自分なりにだいたいは納得できる流れではありました。

それでも、35歳に戻って彼と出会ったら、同じようにまた恋に落ちて結婚したいかというと、正直微妙。

誤解なきようにいっておくと、今の結婚生活には100%満足しています。

でも、「結婚とか本当に正真正銘まるで興味がないんですよ」という女性ならまだしも、「一度はしたい」とか「できればしたい」と思っている女友達が、バツイチ子持ちのひとまわり上の結婚願望がない男と付き合うといったら、「いやいやよく考えなよ、とういうかやめておいたほうが……」と止めますよね?そんな感じです。

とはいえ、そんな風に「結婚願望のない男性なんてやめておいたほうがいい」と思うのは、夫との結婚生活が楽しく幸せで「結婚ていいな」と思えるに至ったというのもまた事実であり、過去に戻り彼と出会った自分を本当に止められるかの自信は、あまりなかったりもします。

出会いがある20代30代の恋愛なんて楽勝

結婚して過去の恋愛や他人の恋愛を客観的に見れるようになると、「結婚とか本当に正真正銘まるで興味がないんですよ」という人は別として、「いずれできたら」程度の人も、早いうちにパートナーを見つけたほうがいいよな、当然といえば当然のことを強く思うようになりました。

というのも、30歳半ばからバツイチ子持ちと、大人の事情が絡むめんどくさい恋愛をして、その後結婚して、周りの恋愛や結婚をたくさん見てきて、男性のことも少しはわかってきた今となれば、私は「恋愛なんて簡単じゃないか」という気がするのです。いや、簡単です。特に、出会いもまだ多めの20代30代の恋愛なんて楽勝です。

若いうちは「焦ってもいいことないし」とか、「結婚結婚いうの、なんかかっこ悪い」と思う気持ちはわかるんですが、そんなのんきなこと言ってる時間すら、もったいない〜とうのが、正直なところ。

だって、中年になると、もうとにかくそれだけで恋愛をするハードルが上がるのです。

まず年齢を重ねるにつれてとにかく普通の独身女性の数に対して、普通の独身男性の数が絶対的に足りていない。いい人に出会える確率が著しく低くなります。

それに、まわりを見ていますと、20代でこじらせているのと、40代でこじらせているのでは、修復までの険しさがまるで違うからです。

20代のこじらせといえば失恋して躍起になっていたり、何年か彼氏ができないみたいなシンプルな理由が多いですが、40代のこじらせ具合はちょっと違う。

独身者が減るので、孤独感も20代とはまた違ったものになるうえ、恋愛をするにも、年齢の壁(自分へも相手に対しても)、結婚感や子どもをもつことへの価値観、相手が既婚か独身か子どもがいるかいないか、などなど、いろいろな要素が絡み合って、恋愛へのハードルが上がり、もはや他人がアドバイスするのもはばかられるくらい複雑なケースが少なくないのです。

「気が強い」とか「自己肯定感が低い」なんて彼氏ができない理由にならない

今、過去の恋愛を振り返ってみると、「ああ〜だから私はなかなか彼氏ができなかったんだな〜」「だから付き合っても続かなかったんだな〜」という理由がありありとわかる。

こんなにわかりやすいのに、誰か教えてくれよ、ってことが多い。まあ、でもいたかも、職場の男性と「いやいやそれさあ〜」みたいなことよく言われていたな。

それなのに、若い私は、痩せれば彼氏ができるかのごとく外見を磨きに一生懸命になってた気がしますし、「気が強い」とか「気が利かない」とかそんな欠点を気にしてばかりいました。

もちろん、それらも大事です。気が強い女や素直じゃない女性は、本当モテないよな〜とも思うし、女性らしい振る舞いなんかも大切だと思います。

でも、気が強いだけの女性なんてあまりいません。優しさも持ち合わせている人がほどんどだと思いますから、よほど物言いが偉そうだとかそういう方を除いて、そこまでハンデにはならないとうか(特に若いうちは)、その前に、もっとみつめるべきポイントがあるのです。

ほかの欠点も同じです。

自己肯定感が低い、とか。確かにその毛がある人は恋愛するのに少しハンデになっているかもしれません。でも、欠点がない完璧な人間なんていませんし、一生恋愛できないほど自己肯定感が低かったら、恋愛をしようとこのnoteを読むどころではないでしょう。

ただ、わかります。気が強いことも自己肯定感が低いことも、恋愛に無関係とは思いません。多少の影響はあると思います。

でも、自己肯定感が人並みでメンタルが安定していて気が強くなくて気が利いてても、彼氏ができなかったり、付き合う人はダメンズばかりで幸せな恋愛ができなかったり、という人も、います。

根本的なところをわかっていないと、いくら気が利こうが素直だろうが美人だろうが、恋愛ジプシーから抜け出すのは、難しいんです。

恋愛がうまくいかない原因は決まっている

で、自分の豊富なデート経験や片思い経験(デート人数と片思い人数だけは豊富)、ややこしい中年の恋愛結婚をしたことと、まわりの恋愛・結婚がうまくいっている人と反対に逆の人を見続けていたら、うまくいかない恋愛を繰り返してしまう場合、共通した原因があることがわかったのです。

逆にいうと、恋愛をうまくいかせるにはそこを解消すればいいだけの話なのです。私は物書きのはしくれをしておりまして、観察眼と分析力はわりとあるほうです。なのでかなり自信があります。

その原因というのは、多くの人が、それがうまくいかない要因だと思ってもいないかもしれません(私もそうでしたが)。

たいていの女性は、彼氏ができない理由は、かわいくないから、太っているから、コミュニケーションが下手だから、気が強いから、重いから、と小手先のことばかりに目が行っている気がします。

でも、はっきり言って、そんなことを気にしていても、もっと根本的な原因をどうにかしないと意味がないのです。

気も強く、あんまり愛想もない私はさすがにモテはしなかたけど、今思えば若い頃は好意をもってくれる人もいましたし、彼氏がいたこともありました。でも、夫と出会うまで幸せな恋愛が続かない”恋愛ジプシー”でした。

これから紹介する5つの要因それを解消する極意さえわかっていれば、もう何人か素敵な男性と付き合うことができたり、または、交際を続けることができたりして、幸せな恋愛経験が増えていたかもなあと思います。

もしくは、無駄に苦しい想いをしなくて済んだと思います。

これから、4つの要因+番外編とそれらを解消する対策方法を語っていきます。

こんな人におすすめ

・モテるのではなく幸せな恋愛がしたい
・恋愛ジプシーを抜け出したい
・小手先だけのモテテクは求めていない
・自分の何がいけないのか本気で知りたい
・恋愛だけじゃく人生がうまくいく秘訣もしれたらうれしい

あなたが幸せな恋愛ができない理由1:一人の男に執着してしまう

きちんとした信頼関係がないうちに、行動が読めない男性に執着するのは、下手をすると時間の浪費でしかありません。視野が狭くなって男を見る目が養われません。おまけに疑心暗鬼が身について、その後の恋愛へ悪影響を及ぼすこともあります。

恋愛に限らず、執着ってどういう時にするかといえば、手に入りそうで入らないとき。あとは、"妄想"や"思い込み"が入っているときだと思います。

だから、恋愛では、ガツンと振られた場合は、ショックは大きく落ち込んでしまったり引きづったりということはあって、そこまで執着はしない気がします。

で、どういうときに一番執着するときって、"曖昧な関係"なときではないでしょうか。

交際相手や何度かのデートを経て「このままいったら付き合うかも?」という相手に、「仕事が忙しい」などの言葉を言い訳になかなか会えなかったり、連絡が一定期間なかったり、そんな経験を一度や二度(場合によってはそれ以上)、している人は結構多いようです。ときにはそのまま音信不通になってしまうとか。

私自身も何度かそんな経験をしたし、まわりの女性からも何度も聞いたことがあります。

海外ドラマの『SEX AND THE CITY』でもそういった男性のエピソードは結構ありました。

で、中年になって思うこと。

それって、「ぜーんぜん、大したことじゃないんだな」ということです。

「大したことじゃない」だけじゃない。

「大した相手じゃない」んですね。

いや、まだわかりにくいですね。

なかなか会えない、連絡してこない男性は「あなたに必要のない相手」です。放置しておく、場合によってはさっさと次にいくのが一番いい。

過去の私は、これができなかった。

「仕事が忙しくて連絡も会うこともできない男」なんか、めったにいない

そりゃあ、1週間や10日くらいの間、激務に心身ともにやられて連絡がおろそかに……ということはまれにあるかもしれません。

でも、1週間や2週間、会えないどころか連絡がないとか、もうそれって終わってますよね。

でも、そうゆうとき、多くの女性は、なぜかその男性一人に執着心をもってしまいます。

それ、ぜえっったいに手放すべきです。次に会う日が決まっているならまだしも、それもないなら、「仕事が忙しいから会えない=別れたい」もしくは「都合のいいときだけ会いたい」です。

それでも彼を信じたいという人は、周りの信頼できる男性に聞いてみるといいと思います。

うちの夫は「男はどんなに忙しくても好きな女には会いに行くよ」よく言っております。

「まあー、まれに相当稼いでて本当に多忙で会う時間ない奴もいるかもしれないけど、ごく一部だよ。それでもどんなに忙しくて2週間くらいが限度だろ」と具体的なことも言っていおり、納得しました。

そうだよね……。人より稼いでるわけもいないのに、「仕事が忙しくて会えない」とか……何様なんでしょうね。

もうね、これは学校の教科書に書いておいてほしいくらいですね。「仕事が急がしてく会えない=別れたい」もしくは「オレの都合のいいときだけ会いたい」です。

社会人になりたてで恋愛経験が少なかったりすると、状況がよく飲み込めずに、そんなもんなのかな?と素直に待ってしまってしまう女の子も少なくない気がします。

でも、待っているのも時間の無駄、仮にまた会えても、そんざいな扱いを受けるなどで自尊心をすり減らすのも本当に時間の無駄。いいことなしです。

恋愛のプライオリティが低い男性もめったにいない

恋愛のプライオリティが低い男性の場合は、付き合っていても連絡や会う頻度が少ないということもあり得なくはないと思いますが、そもそもそういう男性もまれだと思います。

中年になってこれまでいろんな人を見てきたけど、はっきり言ってそんな男性は、巷で言われているほどは、いないです。 

また、仮にあなたに連絡をしてこない彼が、まれにいる恋愛のプライオリティが低い男性だったとしても、そういう人と付き合えるのは、同じく恋愛のプライオリティが低い女性のみ。

会いたいと思う頻度や熱量が違えば、のちのちうまくいきません。

対策:脱・まじめ

一つの出会いや一人の相手を重く考えすぎ

で、なぜそんなにも執着しちゃうのかというと、一つの出会いや一人の相手を最初から重く考えすぎなんです。

多分、モテる女性というのは、そのへんがちゃんとしているというか、”ちゃんと軽く考えている”んです。ある意味冷静なのでしょう。

30歳過ぎくらいまでは、女性なら本気になれば出会いなんていくらでもあるし、自分だってデートしてみたり付き合ったりしてみて、「なんか違うかなー」ということってあると思うのです。

それがただ、なんとなく相手も思っていて自然消滅するか、自分が振るか、相手に振られるか、もしくはキープ要因とするか、されるかの違いなのです。

男性の場合、よほど長く付き合った相手なんかは別かもしれませんし、もちろん人によりますが、面と向かって別れたいと言えない人がいるので女性が気づかないだけなんです。

確かに、自分が盛り上がっているのに振られたり、音信不通になったり、キープ要員にされたり、別れたり……、するのがショックなのはわかります。

過去の私もいちいち落ち込んでいました。なんで私だけこんな不幸なんだ?みたいな気持ちになっていました。

でも、正直、今客観的に思い返してみると、めちゃくちゃありふれた出来事なんですよ。特に若いうちなんて出会いも多いし男女ともに性欲旺盛だし、普通に考えたら普通にそーゆーことあります。

音信不通だろうが、仕事で会えないなどと言い別れを匂わせてこようが、ぜーんぜん、まーったく、大したことでもないし、あなたに原因があるわけではない。

大したことない相手との大したことのない出来事」なんです。

まず、それを認識したほうがいい。

「単なるデート相手」から始めればいい

ふられてしまったり、相手にそんざいな態度をとられたりすると、女性ってどうしても、「自分に原因があるのでは?」と思いがちですが、これで落ち込むと疑心暗鬼になったりして、その後の恋愛にも悪影響を及ぼします(筆者経験済)し、恋愛ジプシーに陥る大きな引き金になります。

うまく切り替えができない人は、相手の本音がわかり、本当に信頼できると思えるようになるまで、一人に執着しないと心構えしておくのがよいと思います。

私は海外ドラマが結構好きで見るんですが、欧米の恋愛事情って、「付き合ってください」「はい」みたいな告白的なものは基本的にないらしいんですね。

気楽にデートする相手(ほかの人とデートしてOK)→好意がある相手(ほかの人とデートしてもOK)*場合によっては何ヶ月か続く→お互い相手が一人で親密な仲→みたいな段階を経てようやく付き合っていると認識するようなんですが、これって結構いい気がします。女性のほうも、一人に執着することが減るのではと思うのですが、どうでしょうか。

日本でも大人になればなるほど、「付き合ってください」「はい」みたいな告白することは減っていく気がしますが、それでも「何回かデートする→どちらかが告白し付き合う→お互い確実に好意がある状態」というのがわりと一般的のようです。

ですが、この場合、付き合ってから「違った」となったときは、「別れましょう」と切り出せない人もいるようですし(それで仕事が忙しいと言い出す)、口で言うだけなら誰でも付き合えますので打算や下心のみで告白する人もいると思うのです。

そのような状態でも、日本の女性は真面目なので、ついつい女性のほうが相手に前のめりになってしまうのでは?

なので、欧米の恋愛事情を見習って、(1)気楽にデートする相手なのか、(2)好意がありデートする相手なのか、(3)お互い相手が一人で親密な仲なのか、付き合っているという口約束ではなく相手の態度と行動を見てどの段階か認識するのがよいと思います。

で、「お互い相手が一人で親密な仲」にならない限りは、例えば他に素敵な人がいたら食事くらいしてみてもいいし、飲み会に誘われたら行っても、全然いいと思うんです。

ま、別に敢えて別の出会いを求めなくてもいいのですが、(3)だと確信できないなら、それくらい軽い気持ちで付き合ってみようね、って話です。

どうしても諦められないときは?

もし、どーうしてもどーしても、一人の男性があきらめられないなら、期限を決めるのがよいと思います。1年とかはだめですよ。1ヵ月この状態が続いたら別れる!それが無理なら2ヵ月でも3ヵ月くらいは仕方なですが……、それ以上はおすすめしません。3ヵ月続いた状態がその後劇的に改善するとうことはほぼないでしょう。まあ3ヵ月でも、長いですがね。

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