金星の傷が緩和されている人
自分自身の出生ホロスコープでは、金星は蠍座にあります。
この配置、愛と美を司る金星にとっては大変居心地が悪い(デトリメントと言います)ようで、この位置にあると、恋愛にも結婚にも充分に縁がないと断言できるほどの威力を持ちます。
「金星に傷がある」とも言われているようです。
ただ、それが真実ならば、「金星が蠍座にあるけれども結婚している芸能人がいるよ?」という疑問が生まれてきます。
他の天体との角度が良かったり、太陽との角度が離れていたりすると金星の傷の影響は小さくなるようです。
その他にも、蠍座の中のどこにいるかによって、金星の傷が緩和されることがあります。
古典的なホロスコープの読み方になりますが、
・金星が蠍座の20度以降では「フェイス」と言って、居心地は悪いけれども踏ん張って力を発揮できる配置
・14度〜20度では「ターム」と言って、小さなラッキーを享受できる配置
になります。
つまり、蠍座半ばの14度〜は、金星の傷が緩和されているということ。
歌手の浜崎あゆみ(金星蠍座18度)さんや倖田來未さん(金星蠍座22度)は、フェイスやタームの恩恵を受けられているということになります。
なお、私の場合は、金星は蠍座1度。しかも、太陽とは1.6度くらいしか離れていないコンジャンクション。
もちろんフェイスもタームもなく、傷ついた金星が社会的人格を表す太陽とほぼ融合(バーニングされているとも言う)されているので、救いようがありません。
過去記事に書いた通り、私と生年月日が近い芸能人の方々も、結婚とは縁がない方がほとんど。
やっぱり、ホロスコープはちゃんと当たっていますね。