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〝好きな人〟ってなあに?

 結婚はしたくないの、でも子供はほしいの、と知人に言うと、大体こんな答えが返ってきます。
「いいと思う!結婚なんてしなくても、好きな人がいて、その人との間に子供ができたら幸せよね」

 そういうことじゃなくて!と心の中で叫びたくなります。

 私は物質的な物だけもらえればいいのであって、恋愛とか考えていませんから!!

 ただ、私のこの考え方はなかなか理解してもらえないのが現実です。

「男と女が愛し合った結果として子供が生まれるのが本来の姿」
と、スピリチュアル系お花畑なセリフを言う人もいれば、
「そうはいっても好みのタイプとかあるでしょう?背が高いとか、顔の形がシュッとしているとか」
と言う人もいます。

 そもそも、好きな人ってなんなのか、と考えます。
 顔が好みのタイプって何?性格が好みって何?
 顔なんて時が経てば変わりますし、性格も表の顔と裏の顔が違っていたら後で大変なことになりますよ。

 将来や裏の顔まで見通して、みんな〝好き〟を決めるのでしょうか。

 そう考えてしまうからか、「好きなタイプって何?」と聞かれても答えられないのです。

「じゃあ、これたけは譲れないという最低条件は何?」
と聞かれたことがあり、
「人畜無害」
と答えたところ、
「それは条件ですらなくて前提でしょ」
と返されました。

 人畜無害を満たせる同年代の異性なんてほぼほぽ出会ったことありませんよ。
 もしかして、結婚しているような人って、私の知らないパラレルワールドに生きているのかしら。

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