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資格が役に立ったことはありますか?
ネットで流れてくる広告を見ると、聞いたこともないような資格が溢れているなぁと思います。
起業している友達も、「資格を作れば安定的に儲けられる」と言っていた通り、資格って主催者側にお金をもたらす金の卵なのでしょうね。
宣伝文句として、「就職できる」「資格を持つと開業できる」「講師になれる」と、〝あなたにもお金が入ります、稼げます〟という大変魅力的なワードが並んでいます。
就職先が見つからなくて困っていた頃に、そのようなワードに惹かれたことがありました。
ただ、幸いなことに、すぐに目が覚めました。
「就職に有利」だとされるTOEIC対策の宣伝広告には、「上級者向け700-800点を目指そう、費用は2ヶ月で70000円とリーズナブル」と書かれていました。
でも、当時、TOEIC880を取っていた(もちろん独学)にも関わらず、履歴書は全く通らず、就職エージェントにも鼻で笑われて、長野の昆虫採集のアルバイトを紹介されていたりしたよね?(もちろん実話です)
もしかしたら、資格って、持っているだけじゃ何にも役に立たないのでは?
資格などなくても就職はできます。
開業しているほとんどの人は、資格に頼っていません。
講師で食べていける人は、相当の実績を持っていて、なおかつ本物の人脈がある人です。
その資格がないとできない仕事があったり、資格の勉強で身につけた知識や技能が仕事や日常で役に立った時、はじめて「資格が役に立った」と言えます。
「資格がないとできない仕事」が発生するようなものは、ほとんどの人が努力しても合格できないような、難しい資格であることが多いです。
資格を取得する=お金につながる、とのたまう宣伝広告って、人の考えを誤った方向に誘導しているんじゃないかな、と感じています。
個人的には、とある知識や技術をしっかりと身に付けたい時に、資格を利用するのがいいと思っています。
独学でマイルストーンがないと、どうしてもだらけてしまいます。
だから、試験日までに合格できるように勉強をするきっかけとして、資格を利用しています。