誕生日クライシスとホロスコープ
誕生日の1週間〜1か月前後に起こる〝危機〟
昨年の誕生日の1週間前、仕事で大きなミスをやらかし、会社(部署全体)を巻き込む大騒動になりました。
それから1週間弱、残業をしながらリカバリーに励みましたが、相当大きなストレスになりました。
騒動は誕生日までに収まりましたが、それから1か月くらいの間にも色々とショックなことや、怒り、悲しみを誘発する出来事が頻発!
なんだこれはと思い、なんとなく「誕生日前後 トラブル」で検索をかけたところ、「誕生日クライシス(バースデークライシス)」という現象があり、まさしくこの期間中に体調を崩したり、嫌なことがあったり、ショックな出来事が起こったり…と、散々な体験をされている方が大勢いそうなことがわかりました。
さて。
2024年10月後半。私の誕生日まであと1週間くらいです。
今年も何か起こるのかなぁとビクビクしていますが、ふと、「去年のような騒動って、毎年起こっていたっけ?」と思いました。
だって、一昨年なんて、誕生日の直後にビッグプレゼント(大会の優勝連絡)があったよね。
でも、過去を振り返れば、本当に大変な年もあったわけです。昨年以外にも。
その違いは何だろう?ホロスコープでも出せばわかるかなぁ?ということで、二重円で調べてみました。
大変だった年の二重円を見てみると
記憶に残る、誕生日直前に「なんだか嫌なことが起こりまくった」年は、1997年。
家庭科の授業で笑われるほどの失敗をする、なぜか攻撃の的になる、ボール遊びをなんとなくしていたら、教室の電球を割る(!)。
と、これでもか!というくらい、プチトラブルや普段なら絶対にしないようなトラブルが多発。
2週間くらい絶不調な日々が続き、本当に鬱になりそうでした。
この時のホロスコープを出してみました。
続いて、またもやトラブル続きだった2023年。
トラブルがあまりなかった(はず)の2022年も出してみます。
ネイタルの土星と、トランジットの太陽はこの時期絶対にコンジャンクション(合、0度)になるのでとりあえず置いておいて。
他の共通点を探してみると…、木星かなぁ?
木星、私の人生の幸不幸に意外と影響があるのかもしれません。
次々と「えぇ!?なんで!?」というプチトラブルに見舞われた1997年は、ネイタルの木星とトランジットの木星がスクエアでした。
そして、大トラブルやショックなことが相次いだ昨年は、ネイタルの木星とトランジットの木星がオポジションでした。
どちらも、影響が大きいとされるアスペクト(角度)です。しかも、緊張、トラブルを示す配置。
一般的な解釈の場合、木星が絡む場合は、スクエアなどの緊張する配置を取っていても、そこまでひどいことにはならないらしいのですが、私の場合は要注意ということですね。
2022年も135度の角度なので、緊張するアスペクトらしいのですが、このアスペクト自体がマイナーに分類されるものであり、影響は少ないとそれています。
誕生日クライシスの役割
ちなみに、今年はこんな配置です。
ネイタル木星とトランジット木星はアスペクトがないようです(ちょっと動かすと135度になるかも)。
たしかに、今年は大きなトラブルなどは(まだ)起きていません。
ちょっと軽く扱われているかな?なんか横柄な態度を取られているな、などの〝ちょっと気に障ること〟はありますが、些細なもんです。
※2024/12/22追記
実際に誕生日の前後で、何か大変なこともショックだったことも起こることはなく、とても穏やかな期間でした。
もしかしたら、誕生日クライシスって、今までやってきたことの結果が出たり、見て見ぬふりをしてきた心の傷や欠点に気づかせてくれる出来事が起こる時期なのかもしれません。
結果が出たら、良かったところも悪かったところも見えてきます。欠点に気付いたら、変えることができます。
そうすることで、いったん人生の決算をして、浄化もして、次のステージに向かう準備を整えてくれているのかも。
ホロスコープを読み解いて、自分なりの法則を知る
ホロスコープには一般的な解釈というものがありますが、当てはまらないなぁと思うことも多々あります。
例えば2023年の太陽回帰図では、太陽がDsc線の上、水星と火星がともに7ハウス、天王星と木星が1ハウスにあったので、一般的に解釈をすると、
・パートナーができる(太陽Dsc上)
・結婚する可能性が高い(水星、火星コンジャンクションでともに7ハウス)
・自身の立場の変化→結婚の可能性(木星、天王星1ハウス)
と、かなり「結婚」「パートナー」ご見える配置(笑)でした。
しかし、2024年の誕生日を控え、ホロスコープ的2023年が終わろうとしている今、振り返ってみると、
・人との関わりが減った(顔を出していたコミュニティにあまり関わらなくなった)
・自分自身の感覚を大事に、1人の時間を大事にするようになった
・関係を断ち切った人もいた
ということで、真逆の方向に進んでいます(笑)。
どちらかというと、二重円を作った時にトランジットの木星がいたハウス(12ハウス)の方が影響が大きかったなと思います。
私の場合は、太陽回帰図の一般的な解釈よりも、変わることのない出生図や、トランジットの木星の方が信頼できるもののようです。
もちろん占いの一種なので、隅から隅まで信じるわけでもありません。
だだ、自分なりの法則を見つければ、〝これからは穏やかな時期〟〝ちょっと気をつけなくちゃいけない時期かも〟と、予測を立てて備えることができます。
ちなみに、こうしてみると、今年の誕生日クライシスは穏やかに過ごすことができそうてすし、2024年の太陽回帰図にあるトールハンマー(試練の複合アスペクト)やヨッド(宿命的な試練のアスペクト)も、あまり気にしなくてもいいのかもしれないなと思えました。