見出し画像

【アメリカ駐在】ピックルボール日記(PPA、LA Open)

この1ヶ月、アントニオとのピックルボールの練習内容は全く変わらず、フォアハンドのクロスディンクのみなので、先週行われたPPA LA Openの感想を勝手に書いてみようと思う。

まず私的ハイライトはミックスダブルスの決勝戦で今回初めてペアを組んだアナブライトとベンジョン。
アナリーが出場しない時はMLPでペアを組んでいたこともあるエッタライトが代わりにペアになりここ最近は2勝で敵なし、このペアで定着してきたのかと思っていた矢先に今回のアナブライトとのペア。

アナブライトもやっと自分にも順番が回ってきたと意気揚々、決勝まではパートナーシップもいい雰囲気で最近ご無沙汰なジェームス、アナのペアは解散か?アナにもジェームスとベン、どっちの方が良い?的なインタビューもあったりであら?あら?そんな感じなの?と思っていたのですが決勝戦ではトーマスウィルソン、ビビアンデイビットのペアが圧勝。

この日のトーマス、ビビアンペアの動きは本当に素晴らしく特にビビアンはベンジョンにも果敢に攻めて1セット目10−5、2セット目7−2からの大逆転への要所要所のプレーには目を見張るものがありました。
これぞピックルボール!なハイレベルピックルボール、是非見てほしいです。

いつも強気なアナブライトがプレッシャーを感じ始めてどんどん彼女らしからぬミスを連発し、そこを見逃さすにすかさずトーマス、ビビアンペアの容赦ないアナへの攻めは見ていて辛くもなりましたが(このドツボにハマって行く感じ、経験者はかなり辛いですよね。そしてビビアンとアナはプライベートではとても仲良し)
やはり真剣勝負とはこういうことなのでしょうね。プロの厳しい世界を垣間見ました。
そしてどんな一流プレーヤーでも人の子、上手くなればなるほどメンタルが左右するというピックルボールの一面を見ることが出来ました。

その他にも女子シングルスはまだ観れていないのですが、男子シングルスでは私の大好きな選手、コーナーガーネットがフェデリコを破って優勝!この二人のシングルスは本当に技と技、職人同士の戦いという感じで大好きです。
コーナーガーネットは本当に動きが早くて軽くてバネがありコートのあちこちを駆け巡ります。観ていて元気になれるのです。さて彼の時代が来ますかね?

女子ダブルスの決勝はアナブライト、レイチェルローラバッカーペアに対してレイシーシュニーマン、ビビアングローズマンペアが応戦しました。このアナ以外の3人、全員アナブライトとペアを組んでどんどんフィーチャーされていった選手というイメージがあります。

シュニーマンはMLPのNYハスラーのチームメイト、グローズマンは元々友達で急遽PPAだったと思うのですが代理で一緒に試合に出ることになり、レイチェルもMLPのOrlando スクイーズのチームメイトを得てPPAでもペアを組むようになりました。

このアナブライトとペアを組んだ初めての試合時にあれ?この人誰?新しい人かな?と言われていた3人が堂々とPPAの決勝で戦っている姿は格好良かったです。
個人的にはレイチェルが頭一つ飛び抜けているように思う。パワーとスピードはピカイチです。今後も注目していきたいです。

因みに今回PPAを欠場していたアナリーウォーターはUS Open Pickleballに出場し見事に女子ダブルスとミックスで優勝していました。
ママリーの愛称を持つをアナリーの母、リー ウォーターは2022年にACL断裂により長い間選手としてはおやすみされていたのですが今回見事に親子ペア復活、そして優勝と素晴らしい結果を残されました。
ママリーは試合会場でもいつも気軽に写真を撮ったりやおしゃべりもしてくれて本当に素敵な選手で大好きです。
基本的にプロピックルボーラーはみなさん良い人ばかりではありますが。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?