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変わらないことを良しとする。
7年前の今日、フリーランス業の私は家でひとり地震を経験した。
そしてテレビを点けっぱなしにしながら、抑えられない眠気に負け続けた。
月のこの辺りは〆切が重なっていて、あの日も、書いたところで雑誌は出るのかな、明日からの日本に日常はあるの!?とふわふわした気持ちで、とりあえず仕事をしながら、やっぱり寝てしまっていた。
自分はストレスを感じると寝てしまう体質なんだと、その時認識した。子どもの頃から、とにかくよく寝るのはそういうことか。
今日のツイッターにはあの日を振り返る人がたくさんいて、あの頃小学生だった福島の友だちの子が、この春大学生になると知った。
しみじみ、めでたい。
小難しいことをあれこれ言われている間も、放射能とも日常的に付き合い、逞しく暮らしていてカッコいい。
私はというと、相変わらず〆切を前に眠気と闘っている。〆切があること自体がストレスのようだ。成長が見えない。いや、退化かもしれない。
それでも日常が続いてることはありがたい。当たり前じゃなくて、ありがたいと思えるようになったのは、あの日があったことが大きい。
やりたいことがあるし、春がやってくるのも楽しみだ。
そんな3月11日。
*トップ画像は、実家を流された岩手の友だちの実家跡から見つかったビリケンさん。
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