読書メモNo.71 『THINK AGAIN 発想を変える、思い込みを手放す/アダム・グラント』
おもしろかったー
大分前に読み終わっていましたが、アウトプットしていなかったので。。。
これからの時代を生きることに必要なのは、考え直すことが大切
これまで良いと思っていたことが良いとは限らない。。。加速度的に変化していく現代において、こりかたまった考え方ではなく、再考の重要性を説いています📚
人間はどうしても、偏った考え方があり、それは主に
確証バイアス→自分の考えを肯定する
望ましさバイアス→自分の見たいものだけ見る
だ。私はどちらも当てはまっています(笑)
凝り固まっている~。政治にしろ、考え方にしろ。。。
そのため、著者は科学者モードで考える事を推奨している。科学者は、仮説、実験、結果、検証を繰り返す。自分の理解の限界を常に意識することが役目だからだ。
知識がパワーならば無知に気付くことは英知だといえる。
再考が大切として、必要な心構えみたいなことも書かれています。
自分の信念を自分のアイデンティティにしてはいけない。
なぜなら、固定観念にとらわれすぎるからだ。
いつも、自分の考えに余白を残すことを忘れてはいけない。
自分の能力を過信せず、積極的に新しい知識や能力を見つけることが大切だ。私は技術職ですが、こういうひとに、自分がそれに精通しているか確認する方法として自分が詳しいと思う事に説明する。ことが挙げられています。
誰かに再考を促す方法として、スティーブ・ジョブズさんのApple社員さんの例が書かれています。
社員のかたがジョブズ氏にiPhoneを説明する際に使用した事例。既存のものを変えることに抵抗がある人には、変わらずに残るものを提示する。Appleは携帯会社になるのではなく、変わらずコンピューター開発の会社であることを示したのだ。
大切なのは再考
再考サイクルは
懐疑➝好奇心➝発見➝謙虚➝懐疑・・・・
とループしている。自分の考え方を直す癖をつくることが大事だ。
周りの人から積極的に習う。気概の大切さ。
社会人しながら興味持ったことを勉強している私にとって、どれが幸せなのかどれが大切なのか、何が正しいのか思い悩むことが多かったですが、この本の後半に書かれていたこと
『幸福を追及するとき、私達は環境をかえようとする。しかし、このような環境の変化によってもたらされる慶びは長続きしない。一方通行で、行動を変えると幸福度は高まりその状態は継続する』
行動を変えるということは、それまでの自分の行いを再考した結果だと思う。
楽な道に逃げたりしてしまう、この頃でしたが、折角のきっかけなので、また習慣を戻したいと思います
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