見出し画像

守ってあげられなかった

過去の出来事をこえて、人類同士仲良くできるはず…これは絵空事ですよね。いま、日本の政治や経済界がとるべき方針は供給力の国内回帰のはずです。グローバル経済そのものが搾取の温床なのですから。


また、今回の中国での日本国籍男子児童刺殺の件で中国との開戦もやむなしと息巻く人々は少し落ちついて欲しい。戦争は勝たなければ意味がありません。勝つ為には国内の供給力の底上げは必要不可欠です。


我が事のように胸を痛める中国人の方々も多数いらっしゃるでしょうが、日本と中国、両国に良識派が少数いたところで、歴史を紐解けば、増悪感情からの衝突は避けられません。避けられないのであれば、とるべき選択肢は限られています。可能な限り交わらないことですよね。段階を踏んで、日本の企業の中国からの撤退です。


人類は国境や国籍をこえて仲良くできるはずだという想い。その純粋さゆえに犠牲を出すこともあるのですよ。個々人の想いではどうにもならないことがある。増悪感情も集団ヒステリーも止められない。自衛が暴動に発展した際、懇意にしてる外国人を家に匿うことぐらいしか出来ないでしょう。


亡くなった男の子はどんなに怖かったことだろう。まだ十歳だった。守ってあげられなくてごめん。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?