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長崎書店さん・長崎次郎書店さんにて、絵本原画展同時開催

6月2日より、熊本市中央区上通町の長崎書店さんにて『ねことことり』(作 たてのひろし 絵 なかの真実/世界文化社)、熊本市中央区新町の長崎次郎書店さんにて『みどりのがけのふるいいえ』(作 なかの真実/世界文化社)の絵本原画展がはじまりました。大変綺麗に飾っていただき、とても嬉しく思っています。 長崎書店・長崎次郎書店さんにお越しの際にはぜひ原画展もご高覧いただけましたら幸いです。

『ねことことり』(作 たてのひろし 絵 なかの真実/世界文化社)
『みどりのがけのふるいいえ』(作 なかの真実/世界文化社)

長崎次郎書店さんは明治7年創業、長崎書店さんは明治22年創業の老舗の書店さんです。 長崎次郎書店さんの現在の建物は大正13年(1924年)に建てられたもので、国の登録有形文化財に指定されています。その建築を設計した保岡勝也氏の名を今回初めて知りました。

建築家の自己表現としてだけではなく、生活に思いを馳せ、 施主の豊かな日常生活の場を提示することも使命と思う建築家が出現したのである。

三菱地所設計のWEBサイトより引用https://www.mjd.co.jp/130th/kenchiku/kenchiku09.html#anchor01

上記引用の保岡氏の人物紹介に、自分の憧れとする作家像を重ねました。 自己表現よりも絵本を読んだ人が豊かな気持ちになれるよう、観た人の心が揺れ動くような美しい絵を描きたい、そんな仕事を目指して勉強中です。

・・・話が脱線してしまいました。 つまり、実際に行って建物を見たい!行くことがとても楽しみ!ということです。
6月29日(土)、30日(日)に、長崎次郎書店さん、長崎書店さんの在廊を予定しています。 時間については後日SNSでお知らせいたします。 熊本で皆さまとお会いできるのを楽しみにしております。

『ねことことり』(作 たてのひろし 絵 なかの真実/世界文化社)
『みどりのがけのふるいいえ』(作 なかの真実/世界文化社)

今年150周年を迎えられる長崎次郎書店さんは6月30日をもって休業することが発表されました。2階の長崎次郎喫茶室は引き続き営業されるそうです。今回はじめてご縁が繋がった身ではありますが、書店さんの休業のお知らせはとても寂しく思います。
応援のメッセージをと、版元の世界文化社さんとともに絵を寄贈させていただきました。 絵のサインは私のみですが、『ねことことり』原作のたてのさんの筆も入れていただいています。 絵のタイトルは「ねこ、本を買いにゆく」です。

「ねこ、本を買いにゆく」

この機会に2作の絵本原画展にぜひお立ち寄りください。


【同時開催】
『ねことことり』原画展

会場:長崎書店
   熊本市中央区上通町6-23
会期:2024年6月2日[日]〜30日[日] 11時~19時(最終日のみ18時まで)


『みどりのがけのふるいいえ』原画展
会場:長崎次郎書店
   熊本県熊本市中央区新町4丁目1-19
会期:2024年6月2日[日]〜30日[日] 11時~19時(最終日のみ18時まで)

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