たてのくんと森のおうちの森を探索しよう:ワークショップ
①森の観察会
早いもので師走の迎えるこの時期に、10月のイベント報告記事をアップします…。(下書きの日付は10月30日…!)
絵本美術館&コテージ 森のおうち 2泊3日滞在:作品紹介編はコチラ
10月10日(月祝)に森のおうちさんのワークショップ「たてのくんと森のおうちの森を探索しよう」が開催されました。引率の先生はもちろん、舘野鴻さん! 10:30に森のおうちさんに集合し、みんなでいざ出発です。美術館を出て右に曲がり、道路脇の薮をじっくり歩きながら、実際に葉っぱや実を手に取って観察します。
ヘクソカズラの実をもいで、匂いを嗅いでみると…。
嗅いだことのある人はお分かりだと思いますが、みんなうえぇぇ〜と悶えました(笑)。
葉っぱをちぎって匂いを嗅いだり、
ブルーベリーに似た実(名前失念)を食べたり、触って秋の自然を味わいます。
地質学者の酒井 潤一博士による植物の歴史のお話も交えて、観察。
数十メートルの距離ですが、この間にたくさんの植物があって、ひとつひとつを観察するとなかなか前に進みません。
少し進むと左に曲がれる小道があり、それはその先の林へと続いていました。さっきよりも薮の背の高さも高いです。各々、気に入った植物をとって袋に入れて持ち帰りました。
オオセンチコガネオオセンチコガネってどんな虫?と気になったら、その生態に迫った舘野さんの研究日記、たくさんのふしぎ「うんこ虫を追え」(福音館書店)を読めば分かるかも!現在、森のおうちさんで「うんこ虫を追え」の原画が飾られています。
お昼の時間も近づいて、そろろ森のおうちへ帰ります。
②お絵描きスケッチ
お昼のおにぎりをいただいて腹ごしらえしたら、みんなそれぞれ森で見つけた植物や虫をスケッチします。
森のおうちさんの学芸員・米山さん宅のお庭にコブシの木があるそうで、実を持ってきてくださいました。初めて実を見たので、こんなに濃い朱色できれいなのだと知ることができました。
サクラクレパスで拾った栗と、オカトラノオの葉を描きました。コブシの実は時間切れで描ききれなかったので、帰宅後の宿題に…。
舘野さんが持ち帰った野草が素敵な生花に! 若い頃お花屋さんで働いていたことがあるそうです。
舘野さんは参加者のみなさんに1枚ずつリクエストに応えて絵を描いてプレゼントされていました。描いている様子を目の前で見て「すごーい!」と感動の声が聞こえてくるなど。毎月神保町ブックハウスカフェさんで開講のこども絵画講でも、舘野さんはこどもたちの描いて欲しい絵のリクエストを募って、絵を描いてプレゼントされています。ものの10分くらいでサラサラっと描き上げてしまうのはさながら魔法使いのよう…。
紅葉の時期は過ぎ、これから冬本番を迎える安曇野ですが、鮮やかに森が色づきそして落葉する様子がSNSにアップされていて、安曇野の自然が垣間見れます🍁12月10日(土)、11日(日)が舘野さん年内最後の在廊日になります。なかのと、そして10月から安曇野・大阪遠征へもずっとご一緒している絵本作家・近藤えりさんとも一緒に同行します。会場でお会いできるのを楽しみにしています。
12月10日(土)、11日(日)が舘野さん年内最後の在廊日になります。なかのと、そして10月から安曇野・大阪遠征へもずっとご一緒している絵本作家・近藤えりさんとも一緒に同行します。会場でお会いできるのを楽しみにしています。
舘野鴻作品展「問いかける生きものたち」
会期 2022年10月7日(金)~2023年1月24日(火)※最終日15:30閉館
会場 絵本美術館&コテージ 森のおうち
長野県安曇野市穂高有明2215-9
開館時間 9:30~17:00(最終入館は16:30、変更日あり)
※12月~2月 9:30~16:30(最終入館16:00)
休館日 木曜(G.W.期間中は無休、祝日振り替え有り)
※変更日はHPカレンダーにてご確認ください。
アクセス 車→安曇野IC(豊科IC)より約20〜30分 無料駐車場 約30台
電車+タクシー→JR大糸線の穂高駅、又は有明駅下車、タクシーで10分
JR篠ノ井線明科駅からタクシーで20分
電話 0263-83-5670
メール info@morinoouchi.com
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