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平成25年度 武蔵野美術大学 卒業・修了制作展2013を観た

久々の母校。お世話になった教授に絵本出版のお知らせをするために行ったのだけど、この時期は卒業制作展が開催されているので、合わせて観てきた。

玉川上水は変わらず。
だけどバス停前の公園にはコンクリートの道ができていた。

鷹の台駅〜ムサビ間の最短の道では、どうしてもこの公園を通らなくてはいけなくて、雨の日は泥で靴がどうしようもないことになるのだけど、今はもうそんなこともないんだろう。

ムサビと言えば、この門である。

図書館前にナニかが。

ゲイサイのノリを思い出した。


全部ではないけど、視デ生の作品はだいたい観た。私の中で一番ヒットしたのはNO.034 フジタアヤナさんの「おしり形態論」。しりクラスタ(友人命名)である私には、まるで竹取りの翁が竹林でかぐや姫を見つけた時のような感動を、この白くて丸いしりを観た時に感じた。うまそうなしりやでぇ…。

NO.069 ワダミキさんのイラストレーションは、クレイアニメのセットを観ているかのような展示方法で、迫力があった。廃墟のような建物のイラストレーションは、その展示方法によって臨場感が増していたように思う。

NO.070 アンドウエリさんのアニメーションも素晴らしかった。学生のつくるクオリティじゃない…。画力、半端ない!アニメーション独特の色彩感覚、というのだろうか。ジブリの背景のような。美しい世界だった。

NO.008 オオイシモエさんの「三角教」もドン引きするくらい良かった。宗教的なモチーフの一つに使われている、さまざまな三角を集めたインスタレーション。アクリル版に白インクで印刷された三角を一直線に重ねて眺めると、まるで曼荼羅を重ねて立体的に観ているようにも感じられる。まあ、曼荼羅のこと、全然知らないんですけどね。ははは。勝手にそんなイメージを抱いた。

卒業して以来、初めて卒業制作展を観た薄情モンな卒業生だけど、正直、私たちの代より圧倒的に全体の質が高かった。あーおもしろい。(ウカウカしておれんわ!)

作品の写真を撮影したけど、アップするのは少々気が引けるので、HPのリンクを張ります。気になった方は、番号と生徒の名前を辿ってみてください。視デ全体のコンセプトもおもしろい。

SEED 視覚伝達デザイン学目

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