名著解説シリーズ「本番に強くなる!」①【あがり症さん必見】緊張に悩まなくなるオプティマルパフォーマンスを学ぼう!
こんにちは!
音楽家専門心理カウンセラーの野元麻美です。いつも記事を読んでくださってありがとうございます。
あなたは「本番に強くなる!」という本をご存知でしょうか?
この本は完全に演奏家向けにかかれているもので、ざっくり内容をご説明すると
完璧な演奏(ピークパフォーマンス)ではなく、そこそこ良い演奏(オプティマルパフォーマンス)ができるようになる本
です。
この本の中で著者のドン・グリーンさんの名言がいくつかあったんですが、中でも好きだったのが
本書で伝えたいのは「リラックスしようとしてはいけない」ということです
という部分。
めちゃくちゃ名言だと思います。
リラックスした完璧な演奏を目指しすぎることは、逆に自分を追い詰めてしまい体を力ませることにつながってしましますよね。
私自身、体に力が入っていたとしても、そこそこ納得できる演奏ができるように意識して練習したところ、過度な緊張に悩まされることはなくなりました。
この本、とっても良い本なのですが、実は途中で読むのをやめたくなるほどものすごく内容が濃いんです。
個別心理カウンセリングでも
「読んだんですけど、結局何をすればいいのかわからなくなってしまって・・」
「本番前に買ったけど、実践できませんでした・・」
というお声を時々いただきます。
そうですよね・・・
わかります。私もしばらく本棚にしまってありました・・。笑
そこで!
読みやすくまとめて私の解説をプラスした記事をシリーズで作っていくことにしました!ぜひ一緒に、オプティカルパフォーマンスを目指しましょう!
第1回目の今回は
「トレーニングを始める前に知っておきたい大事なこと」
をお伝えしていきます。
さっそく内容に入っていきましょう。
【著者】人前で話す時のパニックを克服した経験あり。陸軍出身のオーディションコーチ。ドン・グリーン
この本の著者ドン・グリーンさんは、オーディションのためのコーチ。米国陸軍士官学校を卒業後、陸軍の特殊部隊やグリーンベレーの隊員をしていたそうです。
今では、必ず勝ち抜かないといけないオーディションやコンクールに挑戦する音楽家をサポートしているそう。
学校の試験やちょっとした発表会で上手く演奏するためというより、
極度のプレッシャーの中でパフォーマンスを発揮する必要がある人のためのコーチ
ということです。
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実はこの方、自身も人前で講演をする時にパニックになっていた時期があり、それを克服した経験の持ち主。
これを聞くと、なんだか勇気が出てきませんか?
「私もなんとかなるかも?」って思いますよね。
あがり症さんの未来を明るくする「オプティマルパフォーマンス」ってなんぞや?
この本によると、アーティストはプレッシャーがかかる状況ではどんな演奏でも次の3つにきれいに分けられるとのこと。
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メンタルの悩みを一人で抱える音楽家さんのサポートをもっと広めていきたいと思っています。ぜひサポートをお願いいたします。