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毎週note2021-02「言葉に発する思いと心に秘めた気持ちが同じなのか?」

今週を振り返ると半日しか農作業をしていないことに気付く。ほうれん草の収穫だけ。会議出席や見学対応、メンバーとの話し合いが続き、圃場にもあまり行けていない。年末年始に感じたが数日圃場に行かないだけでも畑の様相が少し変わっているので週明けに畑に行くと農作物の状況や畑の風景が変わっているんだろうな。反省。毎日10分でも行くように。

農作業はほとんどできていないが福祉タスクはたくさんした実感がある。福祉力って何だろうとたまに考えるのだが、結局のところ「コミュニケーション」に集約される気がする。発信と受信、受容と共感、発散と集約。

「言葉に発する思いと心に秘めた気持ちが同じなのか?」
この問いかけを常に持っていることが福祉に従事する人として必要なものだと思っている。表情や言動、作業の様子やメールの句読点など普段とは違う部分があるかどうか。変化が垣間見れるようであれば「最近どない?」と自然に聞く。必要であれば話し合いを設定する。話すときはメモを取らない。相手の目を見る。しっかりと耳を傾ける。会話のキャッチボールをする。

「実はこうなんです…」と心に秘めた気持ちを言葉にできれば「どういう意味ですか?」「こういうことで悩んでるのですか?」「僕たちにどうしてほしいですか?」など不安や悩みを解決する方法を一緒に考えていく。そして考えたことを実行していく。

その積み重ねで相手との関係性は強くなる。信頼関係が強くなれば、言葉に発する思いと心に秘めた気持ちが同じになっていくのだと思っている。でも、驕りは禁物。常に問いかけを持つのだ。

1週間を振り返ると、いつも畑や福祉のこと。そりゃ当たり前だよね、1日のほとんどを仕事が占めているから。面白さは一つもないけれども、仕事から得る気付きや考えを発信していく。ときどき遊びのことも。しょうもないことも。1週間を振り返ることって意外といいかも。

福祉の線引きを薄めるために、福祉の中で遊んでいます。特に障害をお持ちの方と一緒に。みなさまのサポートはそれらの遊びに活用します。