mixiワンチャン考

ミクシィ。
当時一世を風靡したSNSだった。
わたしが大学生のときに流行りに流行った。

友人から「ミクシィやってる?面白いよ」と聞いて登録した。
もう十年くらい前の話である。

そんなミクシィを、先日久々にひらいてみた。
そこで、わたしは驚いた。

まだ普通に機能している💡

コミュニティが普通に更新されているのだ。
ミクシィは、まだまだ現役のSNSだった。

もちろんコミュニティにもより、ずっと更新されていないものもあれば、毎日のように更新されているコミュニティもある。

色々なSNSがあるけれど、ミクシィの特徴といえば、コミュニティの存在が一つあげられる。

ミクシィには、数えきれないほどのコミュニティと呼ばれる団体が存在し、好きなコミュニティに所属することができる。

たとえば、自分の好きな女優さんのコミュニティであったり、

お役立ちコミュニティであったり、

好きな異性の好みであったり、

(とくに気にしていなかったが、食べ物系に多く所属していた…)

こういった具合に、かなり細かい単位でコミュニティが存在しているため、自分の色を出すにはとてもよい。

学生の頃は、多くのサークルがミクシィ上にコミュニティを持っていた。

メーリングリストなどの連絡手段もあるし(LINEはなかった!)、毎日のように会っているため更新される必要はないわけであるが、帰属意識は高まるような気がした。

また、ちょっとオタク感のあるコミュニティも多数存在しているため、趣味などの仲間を見つけるには最適だ。

たしかに当時、ある友人の友人(遠い)が、好きなアーティストのコミュニティ(規模数10人程度)で、出会いがあったと言っていた。

マニアックになればなるほど、横の繋がりが強くなりそうだ。

そのようなコミュニティを久々にのぞいてみると、ひとつ気になるコミュニティがあった。

どんな気持ちで所属したのかはわからないが、ちょっと中二病。←
ちょっと情緒が不安定だったのかもしれない。

こういった、抽象的な、ぽわんとした、なんだか形のないコミュニティも無数にある。

こちらをのぞいてみると、

4分前に更新されてる💡

もたいまさこコミュニティも、2月に『かもめ食堂』を見て好きになりました!というかたがいらっしゃり、細々と不定期に書き込みがあったが、こんなに頻繁に更新されているコミュニティに興奮した。←

しかもほぼ出会い系💡

たしかに、ミクシィは、出会い系SNSの走りであったかもしれない。
それこそ、所属しているコミュニティなどから、相手の人となりを想像することもできる。

そうか、、ミクシィは出会い系SNSとしての機能がおそらくいまも健在なのかなと感じた。

初期費用も何もかからず、そういった意味で気軽ではある。

しかしながら、ひとつ疑問が残る。

たとえば「もたいまさこコミュニティ」で、「もたいまさこさんが好きなかた、お茶しましょう~!」という出会い方であれば、なんとなく相手も荻上直子監督系の作品が好きなのかな、おいしいごはんがすきなのかな、などと想いを巡らせることができる。

「素直な気持ちを大切に。コミュニティ」では、どんな人が集まるのか、、素直な気持ちを大切にしている人とは、、とよく考えてみたけれども、、

・素直な気持ちを大切にしている人と
・純粋な人
・欲望を大切にしている人…

読めない💡

抽象的なコミュニティでの出会いは、どんな人が来るのか読みづらい。


(そもそも全国雑恋グルって💡)

完。

現在ではいろんなSNSがあり、新しいものも続々と出て、それぞれ特徴があるが、もしかしたらミクシィ、ワンチャンあるんじゃん!?と思った。

もちろん、普通にいまも使われているかたもいらっしゃると思うが、FacebookよりもInstagramよりも(Twitterはちょっとハードルか高そうだけど)いろんな意味で使えるツールなのではないかと感じている。

とくに出会いのツールとしてはかなり可能性を感じる。

当時の出来事を思い出して、なんだかひとりで郷愁にかられながら、今夜はもう少しミクシィを眺めることにする。
(もちろんグルメ系)

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