もう終わりにしたい
どうせ誰もこの記事を見ることないから書く。
私はずっと死にたいという気持ちを隠して生きてきた。何度も何度も自分で自分を殺めたい。そう思って生きてきた。
でも出来なくて生きるしかなかった。
人を平気で傷つけてきた学生時代。
イジメとかそんなつもりはなかったけど、思ったことハッキリ言って怖がらせてたのは事実。
受験で精神が崩壊しそうになった時にそばに居てくれた男友達がいた。
彼はとても頭が良くて、全部受験が落ちたクラスメイトが道路に飛び出そうとしていた時にほかの友達とすぐに止めに行くような人。ドラマでよく見るような。
私は飛び出したクラスメイトを見ても、マジかよwwって心の中で思うような冷たい人間。
そんな仲の良かった男友達と些細なきっかけで2年後喧嘩してしまう。
彼はちゃんと謝罪してくれたのに、私は受け入れられなかった。
その1年後、彼はうつ病になったとほかの同級生から聞いた。
1度だけ大学生になった時にバスの中で彼をみた。
気付かないふりしてたけど、ハッキリ彼だって分かった。
その彼は似合わないピアスをあけて、変わってしまっていた。表情もなくて。今でもハッキリ覚えてる。
その後会うこともなく、私はダンスに明け暮れていた。
そんな彼の姿すら忘れていた。
無我夢中でダンスを踊っていた。タバコとダンス。それだけが私の生きる糧だった。
時は経ち、成人式なんか出るつもりなかったけど、友達に誘われて出てみた成人式の日。
成人式は遅刻。もうほぼ終わりかけでミスターマリックが手品のクライマックスに着いた。
友達とバカ騒ぎしてた。
地元に戻って仲のいい友達と飲んでいた。
隣のお店にあの彼がいると知った。
でも私はそのお店にいた友達と一緒にうつ病ということを蓋して、似合わないピアスを大笑いしてた。酒の肴にして笑っていた。
まさか成人式が彼に会えた最後のチャンスになるなんて、その時の私は知る由もなかった。
成人式に出たってなんのかわりもない、相変わらずダンスに明け暮れていたある日。
友達から「聞いてよ、今日の朝さ、私のマンションで飛び降りあってさ。勘弁して欲しいよねって。ドンって音まで聞いちゃったよって」
その話を聞いたとき、私は軽蔑してマジで?またなの?
うちの地元呪われてるよね。無駄に高いマンションが多いから多くない?飛び降りって。
舞台が近かったからレッスンの合間に聞いた話ですっかり忘れていた。
その3日後舞台の本番終了後。打ち上げで飲んでた時だった。3日前の話なんかすっかり忘れていた。
1本の電話が鳴った。
どうしたの?
〇〇君が亡くなった。
えっ?どういうこと?
あの3日前に話した自殺。〇〇君だった。
そこから私の時は止まってしまった。
飛び降りたのは私が1番辛い時にいてくれたうつ病の友達だった。
私は全く泣けなかった。
えっなんで?って。それだけだった。
次の日バイトがたまたま休みで告別式に参加した。寒かった、2月のあの日。
めちゃくちゃ晴れてた。
Coccoの歌の歌詞にもあるようにあの話を聞いた時もお葬式も雨だったら泣けたのかもしれない。
彼の顔を見せてもらった。
苦しそうな辛そうな顔をしていた。
そして家族のお父さんの悲痛な挨拶が忘れられない。泣き叫ぶように親より先に死なないでくださいという言葉が耳から離れない。
それから私はずっと自分を責めた。
なんで?どうして?と。
自分の気持ちと別の行動を取るようになった。好きでもない人と寝たり。付き合ったり。そうやって自分を傷つけた。それでもあきたらず、腕を切った。切ればきるほど死ねるかなって思いと生きてるって感じられた。
ダンスも辞めた。
就職した。
就職してからも仕事に打ち込んで自分で自分を追い詰めた。とことん追い詰めた。
それでも2月は苦手だった。
包丁で何度も腕をさした。
自分で自分を追い詰めるような人と恋愛した。依存してはお互いを傷つけあった。
共依存っていうのも何度も体験した。
それでも私は私を殺められなかった。
死のうとするとあのお葬式の彼とお父さんの顔が浮かぶから。
もうずっとずっと昔の話なのに、寒くなる時に不安定なことが起こると私はこのことを思い出してしまう。
今年6年ぶりに思い出した。
私は私を殺めたい。
なのに生きることをえらんでしまう。
今は大人だから腕も切ってない。
そうすると偏食になる。
好きでもない男とお酒の勢いで平気で寝てしまう。
でもその代償は大きい。
いっそ誰か私を殺してくれないか?
そう思う。
なんでこんな人を傷つけて平気な私を救おうと手を差し伸べてくれる人がいるのだろうか。
生きていてって言ってくれるんだろう。
カウセリングをすすめられても、私は根本にあるこの感情を話せないでいる。
誰にも話せないでいる。
私は8年前に過労で自分を追い詰めすぎて医者から彼と同じうつ病と診断されました。
あーやっとうつ病で同じように死ねるのかなと思ったのに。
今も生きている。
どうしてあの時声かけなかったのか。
なんで私は今も生きてるんだろう。
もうそっちに行っていいですか?辛い苦しいなんて絶対言ってはいけないのはわかってるけど。
もう私は生きるのが辛い。
自分で自分を苦しめることから解放していいですか?
きっと私は誰かにこう言って欲しいんだと思う。
よく頑張ったよ。もう楽になっていいよ。
今は大好きなタバコは私の体を壊し、吸えなくなってしまったけど。
もう少し生きようとする気持ちと殺めたい気持ちを葛藤させながら生きるしかないのかな。
自分で自分を救いたい。
自分の足で1人で生きていく。
そう思っていたのに。
なんでこんなに弱いんだろう。隣に誰かいて欲しいと思ってしまうんだろう。
そんな人間じゃないのに。