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【テカポの奇跡】 善き羊飼いの教会で玉置浩二さんの『メロディ』を歌った!
「善き羊飼いの教会」で『メロディ』を歌う
ニュージーランドの南島のテカポ湖畔に佇む「善き羊飼いの教会」。その内部から眺める湖の景色は、息を呑むほど美しいです。この日も多くの観光客が訪れていました。
ニュージーランドを旅行中の濱田まゆみさん(『未来先取り日記』著者)と共に教会を訪れた際、外に出たところで教会の方から声をかけられました。
「今日の夕方5時から礼拝があります。よかったら参加しませんか?」と。さらに、「礼拝では讃美歌を歌いますが、もし歌いたい曲があればぜひ」と勧められました。
英語の讃美歌は知らないことを伝えると、「讃美歌でなくても、日本語の歌でも大丈夫ですよ」とのことでした。以前、クイーンズタウンの蒸気船でピアニストに突然「歌いませんか?」と声をかけられたときと似た、不思議なデジャヴを感じました。そして、ホテルにチェックインした後、一人で礼拝に参加することを決めました。(まゆみさんとお友達はホテルで休憩)
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特別な礼拝の時間
礼拝が始まるとドアが閉められ、15人ほどの参加者だけの静かな空間が生まれました。窓の外には美しいテカポ湖が広がっています。落ち着いた雰囲気の中、その景色を眺めながら英語の讃美歌を口ずさむ時間は、まさに贅沢なひとときでした。
やがて伝道師のカレンさんが僕を紹介してくれたので、簡単な自己紹介の後、玉置浩二さんの『メロディ』を歌いました。スマホに入っていた大石亜矢子さん(笑顔を奏でる全盲の音楽家)のピアノ伴奏音源をブルートゥースで教会のスピーカーに繋いでもらうと、亜矢子さんの澄んだピアノの音色が教会中に響き渡りました。それだけで、すでに感動が込み上げてきました。
歌い終わったとき、静かに心が満たされました。
参加者は世界各地からの旅行者で、ニュージーランド在住は僕だけでした。
日本語の歌詞の意味がわかる人はいませんでしたが、それでも伝わるものあったと思います。それは、歌の後にあたたかい拍手をいただいたことで実感しました。
言葉を超えて届くもの
教会内の撮影は禁止されていますが、礼拝の参加者には特別に写真撮影が許可されました。
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歌の動画はありませんが、カレンさんに感想を伺うと、次のような言葉をいただきました。
It was wonderful because it was heartfelt and you could really feel his expression of love and compassion and depth within. As he got stronger and stronger in the depth, it was beautiful to hear. We at the Church of the Good Shepherd, I think we were very honored to all experience hearing him sing in his own language, not in English. We like to hear people singing in their own language because it is so much more powerful, so that blessed us greatly.
そして、ネルソン・マンデラの言葉を思い出しました。
If you talk to a man in a language he understands, that goes to his head. If you talk to him in his language, that goes to his heart.
相手の理解できる言葉で話せば、それは相手の頭に届きます。
相手の言葉で話せば、それは相手の心に届きます。
そして、たとえ、それが、相手が理解できない言葉であっても、響くものがあるのだと改めて感じました。
声は人なり
「声」の前にあるものは「息」
「息」の前にあるものは「想い」
そして、「いのち」
この素晴らしい機会を与えてくださった教会の方々に、心から感謝いたします。
そして、僕の歌を聴いてくださった方々。もう二度とお会いすることはないかもしれません。それでも、もし、僕の歌の余韻が心をあたためたら、それは最高の幸せです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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