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タイのお寺の生まれ変わりの儀式


昨年末にタイのバンコクから西へ1時間ほどのナコンパトムのお寺(ワット サワーン アーロム)で生まれ変わりの儀式を体験しました。

儀式の流れを紹介します。

①まず棺桶のような箱に寝転び、お坊様からの糸と蓮の花と一緒に持ち、手を合わせます。

お坊さまが、お今日を唱えてくださる間、目を閉じて悪いものが出ていくイメージをします。

②お経が終わると生まれ変わり成功です。
③自分の歳とぴったりのお金を納めます。

お坊様が持つ白い糸を箱の中で横たわり持ちます

④生まれ変わった後は、もう一度反対側の棺桶のような箱に入り、お坊様からの糸と蓮の花と一緒に持ち、手を合わせます。
お坊様がお経を読んでくださる間
今度は生まれ変わった新しい自分を目を開いたまま想像します。
⑤最後に自分の名前と生年月日を声を出して唱えます。

⑥最後に自分が生きたい年齢と同じ数のお金をお布施します。

以上で終わりです。

初めは、自分の歳より多いお金をお布施するとだけ聞いていたので50バーツを用意していたのですが、直前に100バーツに換えておいて良かったです。
自分が生きたい年齢が戦国武将のように50歳になるところでした、、。

さて、終わってみての感じは、はっきり何か変わったということはないのですが、スッキリとした感覚ありました!

また翌朝目覚めた時には、「生まれ変わったんだな〜」という気持ちでスッキリと目覚められました。

生まれ変わりの儀式というとちょっと怪しい感じがしますが、お寺のお坊様が行うものだったので、怪しい感じはなく、なかなかできない経験でした。

棺桶のような箱に入るのが、少し怖かったですが、逆に一度亡くなる感覚になりました。

サーイシンと呼ばれる白い糸

最後にサーイシンと呼ばれる糸をお坊様に結んでいただきました。
切れるまで巻いておくそうです。
ミサンガのようですね。

タイでちょっと変わった経験をされたい方、新年に新しい気持ちでスタートさせたい方、生まれ変わりの儀式もいいかもしれません。

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