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東南アジア生活でも冷え症?知っておきたい冷え対策


東南アジアは暑い気候のため、冷え症とは無縁と思っていませんか?

すでに冷え症になった方は、疲れがとれない、肩こりがひどいなどの症状に悩んでいるかもしれません。

冷え症を放っておくと、体調や免疫力を崩してしまう可能性もあります。

暑い地域での冷え症対策について知っておくと、体調が整い快適に過ごすことができますよ。


東南アジア生活での冷え症の原因


東南アジアは暑い気候のため、冷え症とは無縁というイメージがあると思います。

しかし、以下のような理由から冷えを起こしやすくなっています。


1. 冷たい飲み物や食べ物をたくさん摂取する

暑い気候のため、ついつい氷の入った冷たい飲み物を飲んでしまいがち。

温かい食べ物を食べる機会も少なくなっているのではないでしょうか。

冷たいもののとり過ぎは、胃腸の消化活動を抑えてしまいます。

そのため、エネルギー源となる栄養の吸収が妨げられたり、自律神経のバランスを崩したりすることに繋がります。

代謝が悪くなり、その結果、生じてしまうのが冷えです。


2. 冷房のつけ過ぎ

暑い日は体感温度が40度近くなることもあり、室内では冷房をつけずにはいられないですよね。

しかし、室内と屋外の温度差が大きいと、体温を調節する自律神経に負担がかかってしまいます。

また、冷房のついた涼しい室内に長時間いると、自律神経が乱れ、汗をかきづらくなります。

自律神経のバランスが崩れ、血流が滞り全身に熱が送られなくなることも、冷えを起こす要因の一つです。


3. 運動不足

屋外が暑く、外に出るだけでも汗だくになるため、運動を控えてしまいますよね。

屋外の治安が悪かったり、道路が整備されていなかったりすることも運動不足の要因です。

また、車やバイクの排気ガスなどによる大気汚染のため、外出を控える場合もあります。

このような環境が運動不足の要因となり、冷え症をはじめとした体調不良を招いています。


冷えによって起こるさまざまな症状


体が冷えると、血流が悪くなります。

血液はドロドロになり、酸素や栄養素が体の隅々まで運ばれなくなってしまいます。

そのため、体のさまざまな臓器の代謝が悪くなるだけでなく、老廃物が排出されずに体内に蓄積。

冷えをはじめとした体調に不具合が生じ、ますます悪くなるという悪循環になります。

冷えがひどくなると、さまざまな症状が現れます。

疲労感、不眠、イライラ、集中力の欠如、偏頭痛、肩こり、生理痛、便秘、食欲不振、目の下のクマなど。

さらに、冷えによって免疫力も低下してしまいます。

体温が1度下がると、免疫力が30%低下するともいわれています。

特に、暑い気候の中の冷えは体幹部に起こることが多いため、冷え対策は体調管理にとても重要です。


東南アジア生活での冷え対策


マッサージや鍼などを受けることも冷えを改善するのに有効です。

しかし、普段から自分でできることを継続して行うことが冷えを軽減する近道です。


1. 運動

冷えに有効なのは適度な運動です。

しかし、屋外での運動は暑く、熱中症になる可能性もあります。

そのため、室内でできる筋トレやヨガ、ストレッチを継続して行うことがおすすめです。

また、腹式呼吸も横隔膜などの呼吸筋を動かすため、血流をよくするのに効果的です。


2. 入浴

暑い気候だと、浴槽につからずにシャワーだけで済ませていませんか?

ぬるめのお湯で構いませんので、浴槽にじっくり浸かることは冷えに効果的です。

副交感神経が優位となるため、血管が拡がり、血流がよくなります。


3. 「3つの首」を温める

3つの「首」と呼ばれる、首、手首、足首を冷やさないことが大切です。

頸動脈などの太い血管は皮膚のすぐ下を通っており、外気に影響を受けやすく、血液の温度が下がりやすくなっています。

足首は、心臓から一番遠いため、一度冷えるとなかなか改善できなくなってしまいます。

室内で冷房をかけていても、靴下やレッグウォーマーを履き、足首が冷えないようにすることがおすすめです。

薄手のカーディガンやストールで首や肩が冷えないようにすることもよいでしょう。

少しの工夫で、冷えにくくなる体質に変えることができますよ。


4. 飲み物や食べ物のとり方を工夫する

飲み物や食べ物は冷たいもののとり過ぎには注意するとよいでしょう。

特に朝起きてから暑いからと、冷蔵庫で冷やした水を飲んでいませんか?

寝ている間は一日の中で一番体温が下がっています。

そのため、寝起きに白湯または常温の水をコップ1杯飲みことがおすすめです。

そうすることで、内臓が活性化し、体が芯から温まります。

食事面では、一口目にまず温かい味噌汁やスープを口にすることをおすすめします。


まとめ

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暑い気候の東南アジアでも、冷え症になると疲労感や肩こりなどの症状を起こしてしまいます。

また、体の冷えによって免疫力の低下に繋がりかねません。

入浴、保温、食事のとり方など、普段からちょっとした工夫をするだけで冷えが改善すると思います。

体調を整え、快適な生活を送れることを願っています。

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