ケンタッキーとケーキを食べる日。
今日、我が家はクリスマスパーティーを開催する。
と、言ってもお決まりのケンタッキーと、お気に入りのケーキ屋さんのケーキを食べるのみ。こういう方が日々栄養を考えて作る食事より子供達は大喜びだし、私はちょっと楽ができる。イベントさまさまである。
今年は(も)なんやかんやとこの時期になりツリーもなんの飾り付けもしていない。ただ、ケンタッキーとケーキを食べる、普通の日である。
でも嫌いじゃない。なんとなく家族に申し訳ない気持ちを持ちつつ、いつもは食事に出ないものが食べれるだけでみんながウキウキしちゃう、普通だけどちょっと特別な日。そして「今年もサンタさん来てくれるかなぁ?」なんて話しながら平和を噛みしめる日なのだ。
とかなんとか書いてみたけど、本当の事を言うと毎年子供達が寝た後にめちゃくちゃ罪悪感に襲われている。「来年こそはツリーや飾り付けでクリスマス感を出してあげよう!」と・・・。
私にとっては今年もやってしまった感に襲われる日でもあるのだ。
・・・
今年はやたらと小学1年生息子が本当にサンタクロースがいるか確かめたがっている。学校で6年生のお友達にサンタクロースはいないと言われたからだそうだ。
クリスマスイブは寝る前に枕元にお礼のクッキーとビデオをセッティングしたいと申し出てきた。しかも意思は固い。
母的には却下!問答無用で却下!である。
が、「絶対にサンタさんはいるよ」と言ったところで確実に数年後には事実を知るわけで。難しい。非常に難しい。でもまだ夢を持っていてもらいたい・・・。これは必要な嘘だと信じたい。
知人の家も絶体絶命のピンチを迎えているようだ。
もう正体を明かす覚悟をするしかないのかと頭を抱えている。後日どうなったのか聞いてみよう。
さて、ケンタッキーとケーキを食べながら平和に過ごす予定だった今日の我が家のパーティーはどうなるのだろうか。息子の夢を守るか、彼の意思を尊重するかどうか。今年は飾り付けをしていない罪悪感なんて、そんなものどうでもいい。
では、そろそろ我が家のクリスマスパーティー2017の幕開けである。