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熱中症と夜間救急
暑い。ただただ暑い。周りからも「こんなに暑い長野ははじめて」という声をたくさん聞く。今年は冬も「こんなに寒い長野ははじめて」と会う人会う人が言っていたっけ。やはり異常気象な年なのだろう。
そんな中、毎日流れる熱中症のニュース。
そういえばあのときのあの症状・・・なんて思ってみたり、子どもがちょっと調子を崩せば「熱中症!?」なんて心配してみたり。悲しいニュースもあったりで世間はちょっと敏感にはなっているかもしれない。
先週、熱中症疑いで夜間救急を受診した4歳甥っ子。そこで甥っ子の母であるわたしの妹が、看護師さんの「ニュースで熱中症ばかり取り上げるからココに連絡半端ないし、受診に来る半分以上は熱中症じゃない、迷惑」といった立ち話を聞いてしまったそう。
うちの息子も赤ちゃんのときは高熱や喘息でよく行ったけれど、頭のどこかで「行ったからって特別な治療を受けられるわけじゃないんだけど・・・朝になるのを待てばいいんだけど・・・」ってわかっていながら行くもの。
だから妹からのそんな話をきいてちょっと罪悪感が降ってきた。
少しでもこの苦しみから解放してあげたい、急変したらこわい、そんな気持ちをもっていく子供の夜間救急。
先生に診てもらって「大丈夫」のハンコをもらうだけで帰り道は少し楽になったようにも思えるから不思議で。
きっとしばらくこの暑さでどこの夜間救急も前出の看護師さんのような愚痴を吐きたくなるような状況になっているのだろう。本当にお疲れ様です。
でも、熱中症じゃなかったとしても、その症状が軽かったとしても、それはたまたま運がよかっただけかもしれない。
だからどうか、そんな患者側の不安な気持ちを少しばかり大きなココロで受け止めてほしいとだれに訴えたらいいのかわからない本日のnote。
熱中症は敏感になるくらいがちょうどいいと思う。何か起きてからじゃ遅いのだから。まだまだ夏はこれから。おしまい。
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