見出し画像

美味しそうなボディは正義。

わたしは貝でもなく蝶でもなく、深キョンになりたい。

そう思いながら、ふと見かけたシンデレラ体重とやらの計算式をおせんべ食べながらやってみる。

シンデレラ体重:身長m×身長m ×20×0.9

12時になったら元に戻る体重かと思いきや、んなこたない、いろいろひっくるめてだれもがほっそー!と思う体重のことだと理解した。

調べてみたら体重の重さ順でいくと、適正体重>理想体重>美容体重>シンデレラ体重という位置づけのよう。ふむふむ、BMIだのなんだの聞いたことがあるぞ、とそれぞれの計算式をやってみる。

適正体重:(身長m)×(身長m) ×22
もっとも病気になりにくいとされる体重。これはそこそこふっくらめでないかい?深キョンにもう少しむっちり感がでた感じかしら。

理想体重:(身長m)×(身長m) ×21
健康的なスタイルの良さとされる体重。深キョンみたいなスタイルと勝手に予想。深キョンになりたい。深キョン体重と改名すればいい。神様もう少しだけっていうドラマに出ていた時からすきなんだよねぇ。金城武はあのとき本気で深キョン好きだったよ、絶対。

美容体重:(身長m)×(身長m) ×20
理想体重の人よりスタイルがよく見えるとされる体重。理想体重よりさらによく見える体重ということなのだろうか。深キョンがもう少しほっそりってことならきらいじゃないけど、あの美味しそ・・・じゃなくてハツラツ感がステキなんだよなぁ。

あ、わたしはアラフォー二児の母であってオジさんではありません。

それからシンデレラ体重の計算をしてみた結果、少し前までのわたしでびっくり。シンデレラでもなんでもなく鶏ガラでしたけれども。

モデルにも深キョンにも程遠く。疲れやすいし、すぐ扁桃炎になるし、すぐ謎のブツブツ出るし。え、これなんも良い事ない体重なんですけどねぇ。医学的なことはよくわからないけど、シンデレラ体重で良かったことがほとんど見つからない。(増えないのも切実な悩みだった)

最近はバドミントンを再開したことで運動量が増えたせいか、年齢の関係で代謝が落ちたせいか、はたまた冬のせいなのか、体重が増えた。

まったく風邪を引かないこともないけれど、ここのところ扁桃炎やら謎の湿疹やらが出ていない。運動で筋肉量もアップしたのもあってか、疲れやすさも軽減したのが自分でもよくわかるし、すぐぐったりしなくなったよね、と夫にも言われる。

そんなこんなである程度の体重プラス、運動や筋肉量もとても大切だなぁと実感。アスリート並みに運動をしていた頃は常に気持ちも前向きだったことを思い出した。筋肉量と気力は比例すると思う。

でも、見た目のサイズ感が大切であって体重じゃないと言われても、目の前に明確に出る数字に振り回されてしまう女子の気持ちもわかって欲しいとか、とりあえず言ってみる。

以前見かけたケイト・モスの言葉。

”nothing tastes as good as skinny feels.”
(訳:どんなに美味しい食べものでも痩せているという快感にはかなわない。)

これ、むかしはすごく共感してしまう自分もいた。体重を維持できているという安心感。痩せている=美に直結するという感覚。でも、年を重ねてそこが全てではないということに気がついた。

適度に締まった美味しそうなボディは正義だ。

さぁ、目指せ深キョン。それ以上でもそれ以下でもない。でも眉毛も目も鼻も口の数も場所も、そして年齢も性別も一緒ということはわたし8割深キョン。

残りの2割を追い求めて今日もあしたもあさってもたくさん食べてたくさん動くぞーっと。おしまい。

いいなと思ったら応援しよう!

mamiko
サポートいただいたご厚意で、美味しいビールを飲みたいと思います!そしてお友達になりたい。