ベビーサインをはじめる~0歳からできること⑤~
いよいよ、本格的なことばのやり取りを始めてみましょう^^
手話の前段階として、ベビーサインをやって行くと良いと、
ろう学校でアドバイスされました。
私は絵カードと同時期くらいから始めました。
どんな風にベビーサインを始めたら良いの?
まずはベビーサインというものの存在を知るところからスタートです。
なので、一つから始めてもいいと思います^^
例えば、「ミルク」のサインをきめる。
ミルクの時間に、
「ミルクの時間だよ」「ミルクのむ?」「ミルク飲もうか?」
と声をかけながら、ミルクのサインをします。
これを毎日、ミルクの時間のたびに毎回、繰り返していきます。
私は、「毎回必ず使う」ことを、徹底していました。
なぜなら
サインの存在をつたえること、
そのサインは「ミルク」と関連があること、
を分かりやすく伝えるためです。
サインを増やしていくタイミングは、自分が毎回使えるようになったとき、
を目安にしていました。
まずは一つのサインをしっかり確実に定着させること、
これがわたしの言葉を教える上でのこだわりですし、
超おすすめポイントです^^
何のサインから始めたら良いの?
毎日繰り返される「生活」の言葉から始めることがおすすめです。
使う頻度が高いので、サインの存在に気づかせたり、サインの意味を理解させるのがよりスムーズだからです。
ミルク(ごはん)
オムツ
お風呂
ねんね
おでかけ
このへんから始めたらいかがでしょうか^^
子どもの生活によりなじみがある言葉がおすすめです。
例えば、「おでかけ」も、車で出かけることが多いなら「ブーブー」、
お散歩が多いなら「お散歩」が良いです。
ベビーサインはどうやって調べるの?
そもそも、ベビーサインってどんなものか!?
私も初心者の頃は全く知りませんでした。
そこで、私がベビーサインを調べたり、どんなサインを使うか決めたりした方法をご紹介します。
1.YouTubeで検索する
ベビーサインや手話を調べるときに、私が一番使う手段は YouTube(ユーチューブ)です。
実際にサインをしている映像が見れるので、一番分かりやすく、 マネしやすいです。
「ベビーサイン」と検索すれば、生活にまつわるベビーサインをいくつかまとめて調べられます。
「ミルク ベビーサイン」なと、特定のサインが知りたいときは単語を入れても良いです^^
調べたらその瞬間から使うことをお勧めします。
(使わないと忘れてしまいます。その後何度も繰り返し調べることになります…泣)
2.本で調べる
手話を最初から取り入れても良いです。
絶対ベビーサイン!とならずとも、簡単な手話は取り入れていきやすいです。
私が使っていた本はこちらです^^
「0歳からの手話」
ユニバーサル手話シリーズ (1)
UDジャパンユニバーサル手話編集部
生活の言葉や気持ちの言葉など、やさしい手話の本です。
YouTubeで、使いたい単語のサインが見つからないときは、手話を参考にしていました。
3.指文字を使う
人の名前など、手話やサインを当てはめにくい名詞がいくつかあります。
そんな時は、指文字をつかってサインを決めたりしていました。
例えば「たろうくん」のサインは、指文字の「た」。
こんな風に、名前の頭文字の指文字で表したりしていました。
ちなみに、指文字は「指文字」で検索すれば画像でもユーチューブでもすぐに検索できます^^
4.ジェスチャーをもとに、自分で作る
ベビーサインは、「正しいサイン」ではなく
「親子や家族内で通じるサイン」であればOKです!
なので、自分で考えて作ってしまっても構いません^^
ベビーサインができるようになったら、次第に手話に移行していくので、
最初から手話を使いたい!という方もいれば
最初は自分も簡単なサインがいい!という方もいると思います。
自分の続けられる方法でベビーサインを取り入れていくことが
いちばんだ と思います^^