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言葉を貯める時期

よく、言葉を「貯める」時期があると聞きますが、
これは本当だなあ!!と思います。

難聴の息子に、私が一方的に話しかけている0歳の時期。
本当につらい時がありました。
「早く、なにかしら、返事を返してほしい…」
「これが本当に、発語につながっていくのだろうか…」
こんな気持ちで過ごしていたのを覚えています。

でも、今振り返れば、
「何も反応していないように見えた」この時期に
いろんなことを吸収していたのだと思えます。

言葉が出始めると、
まず「真似る」。
それが出来るようになると、自分のタイミングで「使う」ようになります。

この、「真似る」の前には
言葉やコミュニケーションの情報を貯めている時間があります。

  • 目が合うなあ (アイコンタクト)

  • 話しかけられるとき、口が動くなあ

  • 手で何かしてるな(身振り)

  • カードを見せてくるなあ

  • 決まったサインがあるんだなあ

こんなふうにして、何かを「伝え」ようとしているんだな!
と、
まずはコミュニケーションの存在に気づいていきます。
繰り返し見て「貯めて」いくうちに、規則性に気づいて
「こんなときはこうやるんだ」「こんな時はこう言ってるな」と理解するようになり…

ある時!

「真似してやってみる」んですよね。

急に!!!笑


この、
言葉の存在に気づく「貯める」時期があってこそ
その奥の発信につながっていくと
今になって実感します。

いま、一方的に思える声掛けも
必ずその子に「貯まって」いっています。
だから大丈夫です^^


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