私が思うインテリアのつくり方
わたしは、子どもの頃から引っ越しの多い環境で、思えば、たくさんの家で暮らしてきた。数えてみたら…生まれてから今まで住んだ家は16軒!なかなか多い。そのうち結婚してからが11軒。どんだけ引っ越したのか。でも、この放浪歴のことを「すごくラッキー♪」と思っている。1箇所に長年いると、うずうずしてくるようになっている。(笑)
母親が家をしつらえるのが好きだったからか、私も自然とインテリア好きに。だから、家が変わるたびに、「今度はどんな部屋にしようかな」とイメージを膨らませるのが楽しくて、新たに住むことになった地のインテリアショップをリサーチし、足を運び、インテリア計画を具体化して、その時々の快適な空間を作り上げた。本当に楽しい経験だった。
これだけの家に住んできたということ…それは、つまり、わたしは借家暮らしなのだ。だから、大規模なリノベーションなどはできない。だから、できる範囲でコーディネートしていく。これが自分の性分に合っているのか、制限があったほうが、逆にアイディアが広がる。「全て自由!」って言われたら、多分、すごく戸惑う。(笑)結局、わたしは”アーティスト”ではないんだな〜と思いつつ、凡人は凡人の範疇で楽しんでいる。すべては自分の”すき”をベースに。自分の心地よさを求めて。
そんなすごく主観的なものではあるけど、わたしがわたしなりに見出した、インテリアのセオリーみたいなものを、これからちょこちょこと書いていこうと思います。(ときどき、脱線もするような気がしてます。笑)
インテリアって楽しい!
↑イタリアのフランチャコルタ(スパークリングワインの種類)の産地、エルブスコを訪れた時に、宿泊したホテルのテラス。葡萄畑が広がり、緑あふれる環境でとても居心地の良い空間だった。