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ルーティン。
最近 観て 衝撃を受けた映画。
1975年【ジャンヌ・ディエルマン
ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地】
夫を亡くし 息子とふたり暮らしの ジャンヌの日常は いつも決まっています。
朝 起きて ヒーターをつけて
息子の靴を磨き
コーヒーの豆を挽き お湯を沸かす。
朝食をとって 息子を送り出したら
買い物に行く。
そして お気に入りのカフェの いつもの席でコーヒーを飲む。
この後 まだ続きますが…。
この映画は 完璧だったジャンヌの日常が ある1つのミスで崩れて行く様子 その3日間が映されています。
実は ジャンヌは息子が帰って来るまでの決まった時間に 自宅で売春をしてました。
2日目 なぜか いつもやっていたことをしなかったことで ジャンヌの心のバランスが崩れて行きます。
こういう時に限って 悪いことが重なる。
ルーティンの重要性=心のバランス。
ここまで ひどくはありませんが
私も心配性で ジャンヌの気持ちがわからなくもない っていうか…。
とても怖くて 心がザワつく映画でした。