夢みたいねえ

まいどおおきに、まみむめんです。

人生は「なんでこんなことが起こるんやろう」と思うことが多々起きます。子育てしてても「なんでこんなことが起こるんやろう」と思うことがあります。

ニベア事件とか。

簡単ですね、わたしが机に置きっぱなしにしてたニベアの青缶を8割がたデコに塗りたくってた時は腰が砕けるほど笑いました。満面の笑みのどんさん。

今日はつい先ほど起きた事件を。

旦那がね、優しいのでわたし宛に届いたAmazonとか楽天とかその他段ボールを縛ってくれてたの。資源ゴミの時すぐ出せるように。そしてハサミを玄関の床に置きっぱなしにしてたのね。これはお昼過ぎの出来事です。

さっき(20:30)ね、お布団を敷こうと思ったのですよ。我が家はニトリのスノコにムアツ布団を敷いて寝てるんやけどもなんか違和感ある時ってこうビッと感覚が研ぎ澄まされるようになってるのね。

「何かがおかしい」

注意深く空間を感じとる訳。円ね。つーかこれが限界。ノブナガよ。

我が家のスノコはね、使わない時畳めるように1m×50cmくらいの4枚のスノコを布テープみたいなんで繋いであるスノコなの。便利なのよ。ニトリのサイトでググってみて。フローリングでも全然布団カビひんから。マジおすすめ。そんなおすすめのスノコを目を凝らしてみたらスノコとスノコを繋ぐ布テープがぶった斬られてました。ギシギシと断面を残して。かたわらには犯行に使われたであろうハサミ。

当然動揺するわたし。だって、繋ぐための、この、え？これじゃあシングルサイズが4分の3になってしまってシングルでなくなってしまう。え？どんさんが切るには苦労するはず、だって布テープそこそこ分厚いし幅あるから1回では絶対無理で何度も刃を当てな。てか、1本のみならず、ご丁寧に左右繋いであるテープをどちらも切ってあって…

てか、なんで？なんで切ったの？へええあ！？何事！？！？

そして風呂上がりのどんさんがわたしの騒ぎを聞きつけて心配して見にきてくれる訳。優しいので。多分世界で一番わたしに優しい。どした？大丈夫？っつって。だから聞いてみたの。

「どんさん、これ(布テープ)、切った？」

おって顔をするのよ。おっ。おおこれですかみたいな。よくぞ聞いてくれましたみたいな。

「なんでチョッキンしたの？」

分断されたスノコと証拠のハサミを見せながら聞いてみたところによると

「夢みたいねえ、ごめんねえ」

とのこと。

おそらく、おそらくですが。どんさんよくお布団敷いてくれるの。畳んであるスノコを敷いて、敷き布団を敷いてかけ布団をメイキングしてまでくれる。優男。スノコ敷く時に思ったんやろうな、この板なんで繋がってるんかなあ？切ったらどうなるんかなあ？って気になっていたのかしら。切ることができたらそれは夢みたいやなあって。あ、ハサミがちょうど。夢みたい！切れる！

わあ！切れた！（終）

夢みたいかあ、スノコ分断させるのが。夢みたいって言われたらもう何も言えないよね。夢叶えてる人が目の前におるねんもんね。キラッキラした満面の笑みで言うのよ「どんちゃん夢みたいねえ」って。「かあちゃんごめんねえ」って。一応やってはいけないことをやったという自覚はあるのかすんなり謝る。

「それは何よりやけどどんさんもうここチョッキンするのやめてね」

「わかった！」

「バラバラやと母ちゃん寝る時困るからね、もうおしまいね」

「わかった！」

わかったなら良し。どうやって繋ぎ直そうかな…

そしてそのあと、冬仕様で掛け布団がボリューミィになったのにエッサホイサと布団をどけたり戻したりしながら自分からすすんでお布団敷いてくれました。きれいに毛布までかけてあった。ありがとう（終）