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しないでほしいといったことを、結局はしていて
それで私はまた泣いて
でもしないでほしいという権利はないから、相手の自由なんだけど。
嫌だということをしているということは、わたしのことはほんとの意味では考えていないということなんだろう。
そして、わたしのことを好きではないということ。
それくらいの存在だということをいい加減認識しないといけないのに。
親友が言うとおり、ほんとにわたしのことを思うのなら行動をするだろう。
その行動をしないというのは、どんなに情があろうと結局その程度のかんけいだということ。
私といるのが楽なのも、楽しいのも、関わりのあった時間がそうさせているのであって、そこに愛情はない。
自覚しろ、私。
お前はまた男に依存して、特定の誰かを作らず、生きていけばいい。
今の私なら、わたしひとりのために時間を費やす人なんてきっといない。
私がそんな人間だからだ。
ごめん、と言っても繰り返す人間のためになぜここまで泣いて苦しむのか。
何がそんなに執着させるのか。
ずっといっしょにいたい、こまったときは力になりたい、本気でそう思っていたんだけど、愚かだな。
なにをすればこの私の心が楽になるのか、
この胸のつっかえや激しい痛みが取り除かれるのか、
どうすればわたしはたちなおるのか。