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2023.6.24
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#365日の日常写真
人が集まってくる人、っているよなぁって。
子どもの頃から感じていた。
いつも教室の中で孤独に感じて
卑屈で、地味で目立たなかったわたしは
満遍なくいろんな人と会話を成立させている人、が羨ましかった。
なんなら、教師をもクスッと笑わせる存在がすごいな、と思ってやっぱり羨ましかった。
自分が母親になって、学校の中に入っていくと
あのジメジメした誰にも気に留められない
その他大勢の自分を思い出す。
が、我が子の様子を見ていると
あの眩しくて羨ましかった、周りに人がくる様子がある。
それは規模が大きくなると他の学校の子とも楽しそうに話しているのだ。
今なら、その他大勢のわたしは我が子に対して羨ましい、よりも
尊敬する気持ちを持つ。
自分からいくわけではないのに、なぜだか
認知されやすくて、声をかけられやすい。
ちなみに、この特性は我が子がベビーカーに乗っていたときから発揮されていて
例えばスーパーのレジをおえてサッカー台で
袋詰めしていたら先にお会計をしていた
見た目、とてもこわい系のオジサンが
買ったばかりのみかんの袋をガバッとあけて
「ほら!やる!」とみかんを我が子の手に握らせてくれたり。
スーパーにお漬物売り場があってマダム4人くらいが売り場に立っていたのだけれど
毎度声をかけてくれて、そのうち六花亭やら
お菓子屋さんで買ったお菓子を準備してて持たせてくれるようになったり。
保育園へ向かって歩いていたら
近所の話したことがなかったおじいさんが
「ちょっと待ってれ」といって
板チョコを持たせてくれたこともあった。
我が子が、いろんな人に声をかけられている様子を見て
思い出がフワーっと蘇ってきた1日。
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