私を作りしもの 1-1 LEBECCA boutique
初めまして。まみかと申します。
初投稿はどうしようかなと悩んでいたところ、「私を作りしもの」、つまり今まで何に影響を受けて生きてきたかについて書こうと決心しました。
今回、その1では私が愛してやまないお洋服屋さんである
”LEBECCA boutique"について書きます。
LEBECCA boutiqueとの出会い
時は遡ること4年前、2017年の5月末の早朝。家族で山梨にさくらんぼ狩りに行く道中だった。
山梨までは2時間弱かかるので、スマホをいじるのにも限界がくる。そんな時、私は有名人のフォロー欄を見て、時間を潰す。その時はindigo la Endのドラマーである佐藤栄太郎さんのフォロー欄を見ていた。
ミュージシャンのフォロー欄というのはミュージシャンだけでなく、古着屋さんやフォトグラファーさんなどもいて、なかなか面白い。
その中に赤いアイコンで一際目立っていたアカウントがあった。
そう、これがLEBECCA botiqueのディレクターである赤澤えるさんとの出会いだ。
洋服に今まで全く興味がなかった私(当時は中学3年生)にとって、そこからはもう異世界だった。
赤、青、黄色、黒。
丈が長めのレトロなワンピース。
眠気が一気に覚めた。
私は絶対にこのお洋服を買う、えるさんのTwitterに投稿されていた写真を見て思った。
「エシカル」という考え
私は何かにハマると、深くまでとことん調べる性格である。
それゆえ、レベッカのお洋服を好きになった後に、ディレクターさんの赤澤えるさんのインスタの投稿を遡って見ていた。
そこで、数枚の衝撃的な写真と出会う。それがこちらだ。
これは全てお洋服である。洋服の山、山、山。
なんだこれ、と言ってしまった。こんなに服が作られていて、そして捨てられていることに驚きを隠せなかった。
洋服の上に乗らなければ洋服を掴めないという事実が本当に嫌だった。
やるせない気持ちを抱きながらも、ファストファッションの現状について調べると、fashion revolutionという取り組みやラナプラザの事故が出てきた。
そして、「エシカル」という考え方に出会う。
こうやってみると、なんだか難しく感じる。
しかし、1つの服を長く着て、愛してあげることもエシカルファッションだと私は考える。もうボロボロで着れないなと思うまで着てあげることが一番身近であるが、着なくなった服を誰かに譲って代わりに着てもらうことも良いと思う。
そして、えるさんは2021年4月17日に行われた海老名図書館主催「服の価値について考える」というセミナーでこんなことを仰っていた。
もちろん材料から生産過程、そして販売方法がきちんと管理されていてこれぞエシカルファッションだ、というものを買うことに勝ることはないと承知しているが、今の私がそれをしてしまうとすごい疲れてしまう。何も着れなくなってしまう。何よりもお洋服を楽しんで着れなくなってしまう。
えるさんのこの考えは誰でも無理なく、そして持続的に行える方法だと思う。
また、えるさんはこんな取り組みを行なっている。次の投稿をみていただきたい。
このワンピースは私がレベッカで2枚目に迎えた「芳醇な香りとワンピース」である。
この投稿のようにレベッカのお洋服には一枚一枚名前がつけられていて、お洋服によっては#レベッカブティックのことというタグで物語が紡がれている。
このような取り組みがよりお洋服を大切にしようと思える一因であると思う。
このように、私はレベッカに出会えたことにより、お洋服への接し方が大幅に変わった。
レベッカの店舗はディズニーリゾート以上
初めてレベッカの店舗を訪れた時、胸の高鳴りを覚えた。
可愛いお洋服に、そのお洋服を身にまとった店員さん、どのお洋服にしようか迷っているお客さん。
どこを切り取っても、可愛いしか言葉が出なかった。
この胸の高鳴りはまさに夢の国であるディズニーリゾートに行った時と同じ。
電車に乗っているときのドキドキ、舞浜駅に降りて歩いている時に聞こえて来るBGMのワクワク感、そして入園した時の現実とかけ離れた夢の世界。
ディズニーリゾートにはワクワクするものが沢山つまっている。これはみなさんにも同感していただけると思う。
だが、レベッカはディズニーをも超えた。
なぜなら、店舗を出た後、つまり購入したお洋服を着る日々が始まるからだ。
可愛いお洋服と出会う。店員さんからこだわりを聞く。後日、そのお洋服を着てどこかに出かけて、たくさん思い出を作る。
それゆえ、私はレベッカのワンピースを着ると、そのお洋服でどこに行ってどんなことがあったのかは大体言える。
お洋服がこんなに愛しいと思ったのはレベッカのお洋服が初めてだ。
最後に
話が長くなってしまった。
しかし、LEBECCA boutiqueとの出会いは私の人生においての大きなターニングポイントである。
次の投稿では実際に購入したワンピースについて紹介していきたいと思う。
ここまで読んでくださった皆さん、本当にありがとうございました。
よろしければ、また次回もお付き合いください。
それでは、また。