旅日記6日目パリ・トロカデロ界隈(1991年8月4日)
メトロのトロカデロ駅で降りるとトロカデロ広場があり、ここからのエッフェル塔の眺めが最高です。シャイヨー宮にあった「映画博物館」はチープな展示だと思ったが、実はこのシネマテークの映画館で多くのヌーヴェルヴァーグの監督たちが映画を観た場所。1997年に火事があり、現在は12区のベルシーに「シネマテーク・フランセーズ」として再オープンしているらしい。シャイヨー宮からプレジダン・ウィルソン通りを歩いてパレ・ド・トーキョーにある「パリ近代美術館」へ。
この時の私はロベール・ドローネーの方が好きと言ってる。今はソニア・ドローネーが好きかなあ。メモした名前Édouard Vuillardはもちろんエドゥアール・ヴュイヤール、ナビ派の画家。
Pablo Gargalloの彫塑、現代美術のDaniel SpoerriやPalette "Raymond Hains"、patrick faigenbaumの写真……でもここでいちばん見たかったものは、
ラウル・デュフィ「電気の精」の部屋。1937年のパリ万博の電気館のためにデュフィが依頼され制作した大壁画。またパリに行けるとしたら、いちばん行きたい場所。