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終活までに必要な金額を考える

引退して悠々自適な生活をしたい!
こう思ってはたウン十年って感じですが、諸事情でそれはできずに未だに仕事をしております。そしてそろそろFIREではなく、普通に引退する人も出てくる年齢が見えて来ました(笑)。

というわけで、果たして終活までにあといくら貯めればいいのかを自分なりに考えることに。
前回も書きましたが、退職金でウン千万入ってくるので、そのお金と年金で最低限廻せるというのは残念ながらありません。私は退職金ゼロではないのですが、1か月分あるんかなレベルの金額と予想。旦那は退職金ゼロかもしれないので、ここではトータルでもないものと想定。

夫婦+大学生+高校生という現状なので、終活までに必要な生活費以外のお金は大きく分けると下記の通り。

○子どもの学費
高校生の子どもの学費は確定ではないのですが、塾代も含めて2人で1100万。うち130万はプール済なので、用意する残りは970万。浪人されると+100万なので、浪人はさせたくないです(笑)。
金額は下記の前提でざっくり算出
 大学2年生 私立芸術系
 高校2年生 私立理系(予定)

○夫婦の終活にかかる費用一式
交通事故でまとめて突然っていうのでない限り、これから目を背けて計算するわけにはいかないですよね。
とはいうものの、ざっと調べても金額がまちまち過ぎて、どこを目安にすればいいのやら。健康保険で賄えない医療費+葬儀で、目安として多いのはひとり500万ってところかなと。2人目のほうは1人目の保険金で賄えるので、実際に手持ちで必要なのは500万と思われるものの、同時に大病の可能性ももちろんあり。介護費用はおよそ600万。こちらは2人分で計上する必要があるので、必要なのは合計1700万。あとは夫婦より可能性は低いけど、子どもが大病の可能性も考慮する必要はありますね。

というわけで、めんどくさいので丸めて計算すると、うちの場合
現時点で最低限必要な金額 1000万+1700万=2700万 
オプション1 下の子どもが浪人 +100万/年
オプション2 夫婦まとめて大病、または子どもが大病 MAX 2700万
※子どもの介護費用も介護保険で計算という雑さですが、スルーしてください(;^_^A
一番悲観的なシナリオで5500万ってところかなと。
大病の中身によってはもちろんとんでもない金額が必要になる可能性もあるのですが、キリがないのでここでは考えないことに。

あとは生活費ですが、月々の生活費を30万で計算
年金はざっくり計算したところ、2人で20万くらいなので、10万足りませんね(笑)。で、現在55歳なので、平均寿命超えて90歳まで生きるとすると
360×10年=3600万
120×25年=3000万
2人とも90歳没のガバガバ計算になっておりますが、こればかりはそのときにならないとわからないので、とりあえずこれで。

ここまでの最低限必要な金額を合計すると9300万。予備を入れるとほぼ1億が必要(場合によってはそれ以上)。投資信託や株に廻っている金額を考えると現在1億持っている必要はないのですが、それでも現在の手持ちではFIREは普通に無理です( ノД`)シクシク…

ここで出てくるのが、コーストFIREの考え方。
ナニソレって方は、こちらの動画がわかりやすいです。

コーストFIRE自体は経済的自由は達成してないじゃんっていうのはごもっともな意見なのですが、『今の生活を続けると、経済状態は将来どうなるか』を判断するツールとして非常に優れた考え方です。
そこを考慮すると、現在税引後年収合わせて400万ってところなので(今の年齢にしては低いんじゃねってツッコミは受け付けません(笑))、一気に必要金額が6000万まで下がります。

あとは残り6000万をどうやって調達するかになりますが、シミュレーションアプリに数字を放り込んだところ、現時点で必要な投資信託の金額は下記の結果に。
年利7%で計算 上は月10万、下は1万投資金額追加。
○コーストFIRE(65歳まで今の仕事 65歳時点で6000万調達) 2200万
○サイドFIRE(多少収入落ちても大丈夫。上記+月々の生活費) 5000万

2200万投資信託は、そこまですると今の家計状態だとリスクが高すぎるので、もう少し抑え目で動かして、中間目標数値として狙う予定。5000万はどうやっても無理なので、サイドFIREは諦めた。65歳までガチ労働します…。
学費は流動的&完了していくので、状況が変わった時点で随時計算したらもう少し必要な金額は減るはず。多浪は考えたくない(笑)。

とりあえずコーストFIREは視野に入る状態で一安心。
ひとまずは達成目指して投資信託の金額調整をしていきます。

<おまけ>
基本的に資金繰りを考える場合は悲観的なシナリオをある程度想定しないといけないのは百も承知ですが、あえて楽観的シナリオを考えた場合(笑)。
○学費
1人目はもう固定なので変えようがないのですが、2人目は一番安上がりな前提(さすがに大阪公立大進学はやりすぎなので、国公立に現役進学)。
これだと必要なのは、塾代も含めてうちの場合600万。
○生活費
とりあえず下の子どもが現役で大学卒業するまで切り抜けられればいいよねって割り切ると、必要なのは30万×55ヶ月=1650万。
終活費用?まぁ保険もあるしなんとかなるんじゃと(笑)。

これだと、5年で2250万調達できればよくて、先ほどのシミュレーションアプリだと1600万あれば、万一失業しても大学の学費は出せる計算。ちなみに大阪公立大なら調達金額が更に250万減るので、1450万あれば失業しても何とかなる計算ですね。

こんな資金計画をまじめに主張したら旦那に殴られるな、きっとw
ただ、目安として現状把握するにはいいのかなと思っています。


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