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選挙応援動画を編集してみた 反省回

先日行われた東大阪市議会議員選挙の手伝いを2週間ほどしてきました。
もともと超短期間活動というのは決まっていて、その期間内で一定の成果(結果ではないのがミソですが、ここはあまり突っ込まないでいただけると(笑))を出すのがミッションに。

選挙戦やったことのある方なら容易に察しは付くと思いますが、2週間でどぶ板戦法やっても供託金をどぶに捨てるようなものですよね。超ハイスペの若い美女ならそうも言い切れないですが(それはそれでどうなのというのは、これもここはスルーで)。

となると、できるのはネットでの拡散に。
いわゆるHP絡みの戦略については私はノータッチなのでここで詳細には触れません。費用はそれなりにかかりますが、選挙ドットコムの有料会員になるのもひとつの手段。SEO対策はやりやすくなると思います。

誰でも簡単にできるのはSNS対策。
発信力のある方に発言してもらって、それをどんどんシェアするのももちろんありですが、自分の発言を発信力のある人に捕まえてもらうのも強力な武器になります。
後者の一環として、初めて公開のショート動画を作成することに。

とはいうものの、実は動画編集などほぼしたことがありません。数回ほどライブ動画を編集なし一発取りでアップしたことがあるだけ。これで1週間でできるようになるのか。
先に結論から言うと、私の場合は『ある程度はできたが、無計画過ぎて失敗したこともあり』という感じ。

順を追って書くと

1)素材集め
ショート動画なので、当然のことながら元動画の発信者の許諾は必要です。
最初からショート作成前提の動画を提供していただいた方のものはそのまま使いますが、そうでない方の動画は切り取り可否のお伺いを立てました。

2)アプリ探し
字幕文字起こし機能必須と言われていたので、無料で文字起こしができて、インターフェイスもWindowsユーザーにはなじみのあるClipChampを選択。抜き文字が作れないのが残念でしたが、素人が即最低限の動画を字幕を入れて作るには十分な性能に。
ソフトに慣れる時間はないので、ぱっと見て最低限の動作が直感的に理解できるのは助かりました。最初Adobe Premiere Elements見たけどさっぱり理解できなかった…。
余談ですが、時間があればPowerDirector 365を使って見たかったところです。CyberLinkの映像系ソフトは仕事で他のものを使っているので、インターフェイスには慣れております。

3)制作
もともとが1分未満の動画なら端の余分な部分を切ってそのまま利用、1分を超えている場合は更に切り取りが必要に。どの部分を切り取るかが切り取り編集者の腕とセンスの見せ所ですね。
文字・字幕の配置については、Xなどの直貼りは好きにすればいいのですが、YouTubeだとショートのタイトルやタグがあるので、下のほうに文字があると重なって読みづらい。1本の動画で複数賄うつもりであれば、そこは考えて作らないとだめですね。まぁ最初の2,3本はそれに気づかず下の方に字幕や重要なテキスト出していたわけですが(白目)。

そして行き当たりばったりでやっていたため、最後になってここで致命的なミスをすることに( ノД`)

もともと動画についてのボランティアグループ内での方針は
●候補者公式サイトの動画は限られた人数で(パスワード管理もあるので)
●現地に行った方が動画を無加工で上げるので、字幕付けて1分にまとめたものをSNS直貼り用にできる人で作成
言うまでもなく、私がやっていたのは後者です。前者は動画編集に長けた方の担当に。後者は担当というわけでもなく、作れる人が可能な範囲で作るので負担も少ない。それを4日間。

ところが、最終日の追い込みになって、人数的にそこに複数人員を割いていられないし、私がやることになったのですが…公式サイト側の仕様を全然理解していなかったと。

SNS直貼り用動画であれば、極論ですが全部の動画の仕様がばらばらでも何の問題もないです。きれいに編集されていればSNS上で映えて綺麗に見えますしね。統一性はなくても大した問題ではない。

しかし公式サイトではそうはいかない。同じジャンルの動画で違う仕様のものが混在していたらチープ感あり過ぎで、寄せ集めにしか見えない。動画の編集センスの優劣は仕方がないとして(もちろんハイスペックに揃うに越したことはないですが)、フォントも色も、画像処理技術も全然違うじゃんというのは出せないです。

こうなることを想定して、仕様書を共有、予め予習しておくべきだったのですが、当日集合後気づいて、もはや手遅れ。スキルが高い方であれば、元画像を見て、フォント、色、画像処理ともそっくりなクオリティのものをささっと作れると思いますが、動画編集歴1週間&描画ソフトの知識も10年単位で更新されていない私がぱぱっとやるのは到底無理。そこを合わせるのに時間使うくらいなら、もう1本動画上げろって状況。気づいた瞬間『公式は無理!ごめんなさい…』と。前日までの通りSNS用の処理をした動画を数本作って終了という流れです。

3がえらい長くなりましたが。作るだけで公開しないと人目に触れないので、まだ続きがあります。

4)公開
平日に作ったものは、本職を終わって帰宅後もろもろの用事を済ませてから開始なので、作り終わったら深夜2時~3時くらいになっていました。
さて、公開して寝るわ…ではだめなんですよね。夜中の3時にアップしても寝ている間にタイムラインが流れて全然見てもらえません。やってみて実感しました(だめすぎるw)。本当は20~22時あたりがいいのですが、仕事しているとなかなかそうもいかないので、朝の時間帯に公開することに。

Xの予約設定は仕様がくs…もとい、近い時間の予約は使いにくいので、注意が必要です。何でデフォルトが5日後の同じ時間なのか。当日に時間変更すると1回必ずエラー表示が出るので、いらいらしますね。やっと予約できたと思ったら時間が変わっていて、設定した時間に公開されていないので結局手動で公開というのも。予約とは( ゚Д゚)w

ちなみに期間中一番インプレッションが多かったのがこちら。
時間帯は夜に間に合ったので、作成後即アップ。テーマが市民以外にも響くものだったというのもあると思いますが、やはり時間帯かなと。

なお、私はInstagramとTiktokはアカウントを持っているだけでフォロワー0人という体たらくだったので、アップしたのはXとYouTubeのみです。YouTubeもこの動画が初めてで登録者がいないのですが、こちらはアーカイブ置場と割り切ってアップ。観る層が違うので、全部アクティブなら使えるものは使ったほうがいいのは間違いないですね。

ハッシュタグは多いほど検索に引っかかりやすくなるとは思いますが、個人的な意見としてはハッシュタグ多すぎな投稿はうるさすぎて、見るだけで画面閉じたくなるんですよね…そんなわけで、画面に出すのは多くても4つまでにしていました。
選挙応援用なので
・候補者名(必須)
・選挙名(必須)
・動画テーマについて(任意)
・動画に出ている候補者以外の人(任意)
・その他おまけ(任意)
上2つは必須、下は0~2個という組み方です。

ここは意見の分かれる部分だと思っています。
とにかく引っかかるところを増やしたいので残り文字数全部ハッシュタグという戦法も否定はしません。単に私はやらないなってだけで。

こんな感じです。
守秘義務がある部分もあるので100%公開はできていないのですが、概ね覚え書きしておきたいことは書けたかなと。次回はもっとうまく立ち回りたいという当たり前すぎるオチですみません(__)


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